| 今年は6月になってからまとまった雨が殆ど降っておらず、どこの河川も酷い渇水です。 おまけに先週には早々と梅雨明けしてしてしまい、まだ6月だというのに連日35℃超えの猛暑日が続いています。 宮川は相変わらずダムの放水が止まったままなので、今回はパスして利賀川と百瀬川へ釣行することにしました。 前回の釣行では、利賀川では運悪くダムの放水が始まって増水してしまい、殆ど釣りができませんでした。 今回は増水ではなく渇水に悩まされそうですが、さてどうなるでしょう？ さて釣行当日。 いつものように少し早めに自宅を出発し、途中のひるがのSAでちょっと仮眠。 気温は18℃しかなく、熱帯夜の続く自宅近辺とは別世界です。 本当は利賀川に直行する予定でしたが、前回の帰りに竿を出した庄川本流の様子が気になったので、ちょっと寄り道することに。 現地には5時少し前に到着。 やはり庄川も渇水しており、前回より20cmくらい水位が下がっているようです。 とりあえず準備して実釣開始。 水温は14℃でした。
ルアーをキャストしますが、渇水の影響なのか、魚の反応はありません。 少しづつ下流へ移動してくと、27cmくらいのイワナがヒット！ 写真を撮ろうとスマホを取り出していると、ネットから飛び出してさようなら。 写真撮影失敗です。(^^; その後は再び魚の反応が無くなります。 少し様子を見るだけのつもりだったのですが、つい結構な距離を歩いてしまい、既に1時間も経ってしまったので、急いで車に戻って利賀川に向かいました。 利賀川には7時半頃に到着。 前回は先客が何人も居ましたが、幸いなことに、今日は釣り人らしい車は止まっていません。 そこで、前回に先客が居て入れなかった区間に竿を出すことにしました。 予想通り、かなり渇水しており、前回より20cmくらい水位が下がっています。 水温は18℃でした。 ルアーをキャストしながら遡行していきますが、魚の反応がありません。 やはり渇水で厳しいのかなと思っていると、しばらくしてようやくヒット。 ヒット直後からジャンプを繰り返して元気一杯です。(^^) 釣れたのは24cmのニジマスでした。
その後は魚の反応が良くなって来ましたが、ヒットしてもジャンプされて逃げられてしまうので、なかなかキャッチできません。 結局、最初の区間では4匹ヒットして1匹しかキャッチできませんでした。(^^; 次は利賀ダムの河道付替工事の様子を見に行きました。 工事はほぼ完了したらしく、河原から大きな黒い土嚢は撤去されていました。（昨年の様子） 写真の奥側が元の川筋で、本当は大きく左にカーブしていたのですが、すっかり埋められてしまい、元の面影はありません。
しかし、さらに上流では、まだ工事が続いていました。 ここは川筋は変わっていませんが、どうやら両側を護岸するようです。
おまけに、最近川を掘り返したようで、川の様子がすっかり変わっていました。 またお気に入りポイントが無くなってしまってがっかりです。
次は、工事区間のすぐ上流に入ります。 ルアーをキャストすると、25cmのニジマスがヒット。 体高があって、本流で釣れる魚のようです。
その後は、24cmくらいのニジマス1匹と、2１cmくらいのイワナが2匹ヒット。 上流に行くに従い、10cmくらいの稚魚サイズのニジマスのヒットが増えてきました。 おそらく、今年の5月に放流されたものでしょう 一旦退渓して車に戻り、さらに上流へ移動します。 次の区間では、ニジマスの稚魚の猛攻です。 ルアー着水直後からヒットするので、ちっとも親がヒットしません。(^^ゞ ここで利賀川には見切りを付け、百瀬川に移動する事にしました。 百瀬川には10時半頃に到着。 まずは集落の少し下流側に入ります。 こちらも渇水が酷く、前回より10cmくらい水位が下がっています。 水温を計ると22℃もありました。 間違いかと思い、もう一度水温計を沈めたのですが、やはり22℃あります。 昨年8月の釣行でも15℃だったのでびっくりです。 連日の猛暑と渇水の影響なのでしょうか？ この水温ではイワナは厳しいだろうと思ったのですが、開始早々に21cmのイワナがヒット。 その後もポツポツとヒットがあるので一安心です。(^^)
昼食後、集落付近に入ります。 気温はすでに30℃になっていますが、日向は暑いものの、木陰に入ると涼しくて快適です。(^^) 渇水は酷いですが、魚の反応はそこそこで、開始早々に24cmのイワナがヒット。
やがて、小さな堰堤が連続する区間に差し掛かりました。 この川は本当に堰堤が多いです。
ある地点を過ぎると、急にイワナの反応が良くなってきました。 ルアーに数匹のイワナがチェイスしてきます。 釣れたイワナを見ると、成魚放流から間もない感じだったので、どうやら最近放流があったようです。
遡行を続けると、めぼしいポイントからは必ずイワナの反応があります。 放流魚と判っていても、釣れるとそれなりに嬉しいので、上機嫌で遡行を続けます。(^^)
やがて、前回の釣行で先客に追いついた地点に差し掛かりました。 今日は意外な事に、まだ一人も釣り人の姿を見ていません。 そのまま遡行を続けます。
結構な距離を遡行しましたが、まだイワナの好反応は続いています。 また、最近放流された魚だけでなく、居付きと思われるイワナもヒットするようになり、既にヒット数は20匹を超えてしまいました。
やがて、水深が20cmも無いような浅い瀬が続く場所になりました。 驚いた事に、こんなに浅い場所でもイワナの好反応は続きます。
水深が浅くてミノーだと底石を釣ってしまうので、スピナーで水面近くを引いてくると、まるでドライフライにヒットするようにイワナが水面を割ってヒットします。
すっかり満足したので、午後3時半頃には納竿して帰途につきました。 今回の釣行では、利賀川はダム工事の影響でさらにポイントが減っていてがっかりでしたが、百瀬川では予想外にイワナの反応が良く、中小型ながら結構楽しめました。 しかしまあ、同じ村内を流れる川なのに、一方はほぼニジマス、もう一方はほぼイワナと、釣果が全く異なるのが不思議です。(^^ゞ |
