| 今回は木曽川水系に釣行しました。 今年は雨が少なく、梅雨明けしてからまとまった雨が殆ど降っていません。 前回、前々回とも宮川へ釣行していますが、本流は渇水が酷いため、発電所の放水で水量のある一部の区間に鮎釣り師が集中し、思うように竿が出せなかったこともあり、いずれも貧果に終わっています。 そこで、今回は標高の高い御嶽山周辺の渓流へ釣行する事にしました。 しかし、昨年同時期に釣行した際は、一昨年の台風8号の豪雨による増水や、復旧工事の影響により、殆ど魚影がありませんでした。 今年はある程度回復している事を期待しているのですが、さてどうなるでしょう？ 目的地には5時頃に到着。 ここ数日は猛暑日が続いていましたが、今朝は曇りで小雨もパラついており、気温は19℃しかなく、涼しくてまるで別世界です。(^^) まずは西野川の支流に入ることにしました。 水温は14℃、水量はやや渇水気味です。
ここに昨年釣行した際は、魚影は殆どありませんでした。 今年はどうだろう思いつつルアーをキャストしますが、昨年同様、魚の反応がありません。 また、淵が土砂で埋まっていたり、土石流の影響で流れが変わってしまった場所も、昨年と殆ど変わっていないようです。 淵には火山灰らしき灰色の泥が堆積しており、一昨年の御嶽山噴火の影響も、まだ色濃く残っているようです。
しばらく遡行しても、魚の反応がさっぱりなので、途中で切り上げて車に戻りました。 次に、同じ支流の別な区間に入ったところ、すぐに7寸程度のイワナがヒット。 まだ釣れるかなと思ったので、写真を撮らずにリリース。 しかし、その後は反応が無くなってしまいました。(^^ゞ ここで、別な支流へ大きく場所移動。 最初に入った支流は反応なし。 次に入った支流でも、7寸程度のイワナが1匹ヒットしたのみ。 次は開田高原の中心部まで移動しましたが、こちらも土砂の流出が激しく、ポイントが殆ど無くなっています。 辛うじて残っていたポイントでは、6〜7寸程度のイワナが2匹ヒット。 ここは以前、シーズンの釣り納めに必ず訪れていた場所なのですが、この状況では当分釣果は望めないでしょう。 かなりがっかりしながら、車に戻りました。 次はどうしようかと思案したのですが、御嶽山周辺の支流がことごとくダメだったので、今度は木曽川左岸側（中央アルプス側）の支流に行ってみることにしました。 この支流に竿を出すのは、ほぼ10年ぶりになります。
水は青く透き通っていて綺麗なのですが、こちらも土砂の流出が激しく、白い砂で淵がすっかり埋まっています。 ルアーをキャストしますが、魚の反応は皆無。 いくつかのポイントに竿を出してみましたが、結局ノーヒット。 まだ時間は午後2時ですが、早々と納竿して帰途につくことにしました。 今回の釣行では、6〜7寸程度のイワナが4匹という貧果に終わりました。 御嶽山周辺の渓流は、私の真夏の釣り場として貴重なポイントだったのに、この状況では、あと2年程度は釣果が望めないかもしれません。 噴火も台風も、自然災害なのでどうしようもありませんが、なんとも残念なことです。 |
