| 今回は職場の後輩S君と庄川に釣行しました。 S君とは3年前に庄川に釣行しました。 その際、S君は渓流初挑戦だったのですが、まずまずの釣果に恵まれています。 今回は少しサイズの良い魚を釣ってもらおうと、本当は宮川下流に案内するつもりだったのですが、今年の宮川は不調で、前回の釣行でもノーヒットに終わっています。 どこへ行こうかとあれこれ考えたのですが、結局私のホームである庄川を案内する事にしました。 この時期になると庄川本流は期待薄ですが、前回の釣行では支流が好調だったので、まあどうにかなるでしょう。 釣行前夜、岐阜では前線の通過で強い雨が降りました。 風はビュービュー吹くし、カミナリはバシバシ光るので、気になってちっとも眠れません。(^^; 翌朝起きてすぐにアメダスのデータを確認すると、かなりの雨量があったようで、庄川流域の御母衣や平瀬では累積雨量が100㎜を超えています。 これは結構増水したかも、と一抹の不安を感じながら、とりあえず目的地へ出発です。 目的地には4時半頃に到着。 途中、ずっと雨に降られていましたが、目的地に着く頃には、小雨がパラつく程度になりました。 川の様子をみると、増水はそれほどでは無いものの、かなり強い濁りが入っています。 これでは釣りはちょっと厳しそうなので、別の区間の様子を見る事に。 庄川はいくつかのダムで流れが遮断されており、ダムの上流と下流では川の様子が全く異なる事が良くあります。 ダム下流側にある区間の様子をみると、幸いにも濁りは少なく、多少増水している程度で、結構いい感じです。(^^) これはラッキーと、早速準備して実釣開始です。
水温を計ると16℃で、前回より2℃上がっていますが、釣りには問題無いでしょう。 S君とかわるがわるポイントを狙いながら移動していくと、私に1匹目がヒット。 7寸弱のヤマメでした。
この時期の庄川では、そろそろ稚魚の猛攻が始まりつつあります。 S君にヒットするのは稚魚ばかりで、なかなかまともなサイズがヒットしません。 やがて予定していた区間が終わったので、場所移動する事にしました。 次は、この時期にはほとんど竿を出したことの無い区間に入る事にしました。 こちらも増水の影響はほとんどなく、水も透き通っています。
この区間でも、ルアーの後ろには稚魚の群れがチェイスしてきます。 S君には何度か良型のチェイスがあったようですが、残念ながらノーヒット。 まともなサイズのヒットがないまま、予定していた区間が終わってしまいました。 予想通り、この区間の本流は釣果が期待できそうに無いので、諦めて支流へ入る事にしました。 この支流は、前回の釣行で好調だった場所です。 前回はやや渇水気味でしたが、今回は雨で増水しているうえ、ササ濁りになっているので、結構期待できそうです。
最初のポイントは、S君に竿を出してもらいましたが、イワナのチェイスはあっても、残念ながらヒットには至らず。 流れが速いうえ、ポイントが狭いので、沢の釣りに不慣れなS君はちょっと戸惑っているようです。 同じポイントで、私に7寸程度のイワナがヒット。
遡行を続けると、予想どおり魚の活性は高く、殆どのポイントから魚の反応があります。 釣れるのは7～8寸弱ですが、本流の稚魚サイズに比べれば、十分大物に感じます。(^^ゞ やがて、S君にもイワナがポツポツとヒットするようになりました。 あるポイントでは、私の足元から9寸弱のイワナをヒット！ だいぶコツを掴んできたようです。(^^)
その後、7寸前後のイワナが数匹づつヒット。 1時間程度で予定していた区間が終わったので、一度退渓して車に戻ります。 今度は、別の支流に移動しました。 この支流も、前回の釣行で好調だった場所です。
開始早々から、S君に8寸程度のイワナがヒット。 同じポイントで、私にも同サイズがヒット。 今回も結構好調です。(^^)
遡行を続けると、こちらの支流も魚の活性は高く、殆どのポイントから魚の反応があります。 しかも、先ほどの支流より魚のサイズが良く、ヒットするのは8寸前後が殆どです。 やがて、二人合わせると30匹くらいのイワナがヒットしました。 S君もすっかり満足したようなので、予定の区間の途中で切り上げ、車に戻る事にしました。 とりあえず昼食を済ませ、次はどこに行こうかと思案しました。 もしやと思い、朝に竿を出すのを見送った本流へ移動してみると、嬉しいことに濁りはかなり薄くなり、増水も治まってきています。 これはラッキーと、再び本流に竿を出すことにしました。(^^)
この区間は、以前は良く釣れたのですが、何年か前に大水が出てから川の様子がすっかり変わってしまい、全く釣れなくなってしまいました。 それでも毎年一度は様子を見に行っていたところ、昨年からイワナやヤマメの魚影が確認できたので、少しづつですが復活の兆しがあるようです。 最初のポイントでは、S君に8寸くらいのイワナがヒット！ 私のルアーにも、良型のチェイスがあります。 これは期待できるかもと、少し嬉しくなってきました。(^^) すこしづつ場所移動しながらポイントを探っていくと、7寸くらいの魚がヒット。 イワナかと思いきや、釣れたのはブラウントラウトでした。 この区間では、昨年もブラウンを釣ったので、結構な数が居るのかもしれません。
スタートは良かったのですが、その後は魚の反応が殆ど無くなってしまいました。 予定していた区間が終わったので、とりあえず車に戻ります。 もう別の場所に移動するのも面倒になってきたので、最初に入ったポイント付近で再び竿を出してみることに。 最初は反応が無かったので、やっぱり釣れないかと諦めかけた時、何かがヒット！ 上がってきたのは、8寸強の綺麗なヤマメでした。
同じポイントにキャストすると、また同サイズのヤマメがヒット。 再び同じポイントにキャストすると、今度はブラウンがヒット。(^^ゞ S君にも良型がヒットしたようですが、残念ながらバラシ。 もう十分満足したので、ここで納竿して帰途に付きました。 S君、今日はお疲れ様でした。 早朝に泥濁りの川を見た時には、こりゃダメかも？、と思ったのですが、終わってみれば二人で30匹以上の釣果となり、結構満足できる釣行となりました。 サイズは最大でも9寸弱とイマイチでしたが、この際贅沢は言わない事にしましょう。 また一緒に行きましょうね。(^^)/~~~ |
