| 今回は和幸さんと宮川下流へ
釣行しました。 前回の釣行では、何度か大物のヒットがあったもの、いずれもキャッチできませんでした。 7月からは鮎釣りが始まり、自由にポイントを探れなくなるので、それまでにどうしてももう一度釣行したくなり、妻に頼み込んでお許しをもらい、珍しく2週続けての釣行です。(^^) また、和幸さんとはここ数年なかなか都合があわず、しばらくご一緒していませんでした。 彼は単独ではあまり渓流に釣行しませんが、本流域のトラウト狙いには興味を持たれており、以前から宮川下流を案内しようと思っていたので、ためしに誘ってみたところ、ちょうど都合が合ったので、久々に同行することになりました。 1週間前は結構好調だったので、前回の状況が続いていれば、和幸さんにもそこそこ楽しんでもらえるでしょう。 私も前回のリベンジを果たしたいところですが、果たしてどうなることやら。 さて釣行当日。 いつものように自宅を2時半頃に出発します。 宮川では今週になってもまとまった雨が降らず、渇水が続いていましたが、木曜夜に激しい雨があったようで、本流には濁りが入ったとのこと。 金曜は雨が降らず、あまり増水しなかったらしいので、これはチャンスかもしれません。 しかし、土曜日は朝から雨、しかも結構降る予報なので増水が心配です。 途中、車窓から宮川上流の様子をみると、思いのほか増水しており、結構濁りも入っています。 一抹の不安を感じながら車を走らせ、目的地には5時半頃に到着しました。 川の様子を見ると．．．おもいきり増水していて、濁りもかなりキツめです。
後から判ったのですが、我々が移動している最中、かなり激しい雨が降り、一気に増水してしまったようです。(^^; 前回は渇水、今回は増水と、どうして良いタイミングで釣行できないのでしょう？ （最近こんなのばっかり(;_;)） 増水でいつものポイントには入れないので、対岸側のポイントに入り、実釣開始。 水温を計ると18℃で、前回より4℃も上昇しています。 岸近くの流れの緩い場所にルアーを通しますが、魚の反応はありません。 和幸さんにもヒットが無いので、早々に諦めて場所移動です。 次の区間に移動する前に、先月の釣行で魚影が濃かったポイントに竿を出してみましたが、小物のチェイスが数回あったのみ。 車に戻って下流へ大きく場所移動です。 次の区間は、濁りはやや少なくなっていたものの、先行者も多いのでパス。 さらに下流へ移動します。 次の区間は、かなり増水していますが、濁りはそれほどきつくないので、なんとか釣りはできそうです。
ここでも流芯は狙えないので、流れの脇にルアーを通しながら下流へ移動していきますが、二人ともノーヒット。 結構下流まで移動したので、私は車を取りに上流へ戻り、和幸さんはさらに下流へ。 少ししてから後ろを振り返ると、和幸さんにヒットがあった模様。 ガイド役としては一安心です。(^^) 後で確認したところ、ヒットしたのは9寸程度のニジマスでした。 一度車に戻り、再び下流へ場所移動。 今度は、今回の本命ポイントに入ろうとしましたが、増水と濁りがきつく、かなり厳しそうな感じなので、残念ながらパス。 さらに下流へ大きく移動します。 次の区間は、ある理由で水量が少し減っているかもしれません。 期待しつつポイントへ向かいましたが、思ったほど水量は減っていません。(^^ゞ それでも、どうにか釣りは出来るレベルなので、とりあえず竿を出してみる事に。
この区間では、前回も大物のチェイスがありましたが、ヒットには至りませんでした。 同行した友人も、大物にフックを延ばされており、結構期待できる場所です。 増水で川幅が広がり、岸からではポイントまでルアーが届かないので、流れに立ちこんでルアーをキャスト。 1投目、いきなりドスンとヒット！ 魚は一気に下流へ走ります。 体の模様からイワナと判断できたので、これは逃がしてなるものかと俄然気合が入ります。 自作ミノーは、先月の釣行の反省からフックを太軸に交換してあるため、フックが伸びる心配はありませんが、増水で押しが強いので、無理すると口切れでバレるかもしれません。 慎重に魚を寄せてきて、いざランディングしようとネットを出しましたが、立ちこんで釣っているので、魚が右へ左へと泳ぎ回り、なかなかネットに入りません。 1回目は魚が急に走り出して失敗、2回目もネットから取りこぼして失敗し、また取り逃がしたかと天を仰ぎそうになりますが、運よくまだロッドには魚の重みが。 3回目、なんとかネットイン。 岸まで戻り、魚を降ろして全長を計ると39cmでした。 40cmには届きませんでしたが、宮川下流で30cm後半のイワナを釣ったのは初めての事です。(^^)
このポイント付近には魚が溜まっているかも思い、上流で釣っていた和幸さんを呼び、付近を探ってもらいますが、残念ながらノーヒット。 今度は、対岸側に移動して探ってみますが、増水で思うようにポイントに近づけません。 そのうち、雨が激しく降ってきて、さらに水位が上がってきます。 少しずつ下流へ場所移動していくと、支流が流入しているポイントで和幸さんに8寸くらいのイワナがヒット。 同じポイントにルアーをキャストすると、私にも同サイズのイワナがヒット。
さらにルアーをキャストすると、連続してイワナがヒット。 このポイントにはイワナが溜まっているようです。 ただ、釣れる魚はどれもサイズが小さく、7〜8寸程度の魚ばかりなので、もしかすると増水で支流から降りてきた魚なのかもしれません。 ひとしきり釣ると反応が無くなったので、また大きく場所移動です。 次はどこに入ろうかと、川を見ながら移動しますが、増水で厳しそうな場所ばかり。 前回好調だったポイントも、濁流の中に沈んでいます。 どうにか釣りが出来そうなポイントに入ってみましたが、魚の反応は皆無。 しばらくすると、ダムの放水を告げるサイレンが。 無念ではありますが、これで本流の釣りは断念し、支流へ場所移動することにしました。 次は、支流の小鳥川に入りました。 こちらはやや増水している程度で濁りもなく、釣りには問題なさそうです。
最初に入ったポイントでは、すでに車が3台も止まっています。 小鳥川は普段も釣り人が多いので、この時間から入るのはやや厳しそうですが、小物が数匹程度なら釣れるだろうと、あまり気にせず釣り開始。 しかし、今日はよほど大勢の釣り人が入ったのか、最初の区間では全くヒットがありません。 次の区間でも、小さいニジマスが1匹ヒットしたのみ。 次に移動した区間では、やや型の良い魚（たぶんニジマス）がヒットしましたが、取り込みに失敗。 和幸さんにはイワナが2匹ほどヒットしたようです。 そろそろ納竿する時間になったので、最後にもう1区間だけ竿を出してみましたが、残念ながら二人ともノーヒット。 この時期、小鳥川でこれだけヒットが無いのは初めてかもしれません。 意気消沈したまま帰途に付きました。 和幸さん、今日は一日お疲れ様でした。 本流は増水＆濁りでコンディションが悪く、おまけに支流も魚影が薄いという散々な内容で終わってしまい、なんとも申し訳なく思っています。 今度はもっとコンディションの良い日にご一緒しましょう。 今回は良型のイワナをキャッチし、なんとか前回のリベンジは果たせましたが、その1匹以外は殆どヒットが無く、散々な内容で終わってしまいました。 好調だった1週間前の状況が嘘のようです。 本当は嬉しいはずなのに、ガッカリ感ばかり残る、なんとも複雑な釣行でした。(^^ゞ |
