2025年12月5、6日 熊野灘三重県北牟婁郡紀北町〜尾鷲市

今回は三重県の東紀州方面へアオリイカを釣りに出かけました。

今年は例年より海水温が高めだったのですが、12月に入ると急に下がってしまい、尾鷲付近ではもう20℃を切ってしまいました。
20℃を切ると岡っぱりでアオリイカを狙うのは厳しくなってしまいます。
おまけに、今週は冬型が強まり、自宅付近では早々と雪が降ったうえ、週末は三重県でも冷え込む予報になっています。

ここ数回の釣行はボーズに近いような釣果が続いているうえ、おそらく今回で今期のアオリイカ釣りは最後になるので、なんとかまともなサイズのアオリイカを釣りたいところですが、さてどうなるでしょう?



今日も所用があったので、会社を休んで所用を済ませてから釣り場に向かいます。
銀行の手続きに時間が掛かり、少し出発が遅くなってしまったので、目的の漁港には日没前の4時半頃に到着。

まずメッキ狙いです。
この漁港では、昨年同時期の釣行でメッキが連発しました。
今回もメッキが釣れる事を期待しつつ、メタルジグをキャスト。
最初に入ったポイントでは、残念ながら反応なし。
少し離れたポイントでは、1投目のピックアップ直前にメッキがバイト、しかしヒットには至らず。
メッキが居る事が判ったので、がぜんやる気が出ます。
2投目も同じコースを通すとヒット!
釣れたのは18cmくらいのメッキ(ギンガメアジ)でした。
ちょっと小さいですが、目的の魚が釣れたので嬉しくなります。(^^)
メッキ(ギンガメアジ)18cm

岸から近いところでヒットしたので、ルアーを自作ミノーに交換。
キャストすると、着水直後にヒット!
今度は21cmのメッキでした。
メッキ(ギンガメアジ)21cm

ここから、メッキの連続ヒットが始まります。
ヒットしてもバラシが多く、なかなかキャッチできませんが、なんとか3匹追加。
しかし、ここで早々とヒットが止まってしまいました。(^^ゞ

ふと気付くと、向かいにある突堤に同業者(メッキ狙い)が二人入っています。
しばらくすると、その二人にメッキがヒットしていました。
どうやら群れがそちらに行ってしまったようです。

群れが戻ってくるのを期待しつつ、ひたすらルアーをキャストしますが、反応はさっぱり。
向かいの二人もヒットが止まったようです。
やがて日没となり、辺りが暗くなるまで粘りましたが、群れが戻ってくる事はありませんでした。(^^;

メッキが連発したのはわずか15分くらい、しかもサイズが小さいのが残念でしたが、久々の連続ヒットだったので、まずまず楽しめました。(^^)



ここからはアオリ狙いです。
今日は大潮で、午後8時頃には潮位がかなり下がってしまうため、最初から本命ポイントに入ることにしました。

まずは、前回もヒットがあった小さい漁港に入ります。
水温が下がっているせいか、照明下にはベイトの姿がありません。
まずは港湾内を探りますが、反応はさっぱり。
次に港湾外を狙ってみます。
1投目、3回目のシャクリの後にラインがすーっと引っ張られます。
アワセるとヒット!
元気よく墨を吐いて上がってきたのは胴長13cmくらいのアオリイカでした。
小さいですが、これでボーズが無くなったので一安心。(^^)
写真だけ撮ってリリース。
アオリイカ 150gくらい(胴長13cm)

もう1杯釣れないかとキャストを繰り返しますが、残念ながら反応はさっぱり。
諦めて場所移動です。

次は実績の高い漁港です。
こちらも照明下にはベイトの姿が無く、潮も透き通っていて、もう冬の海という感じです。
港湾内を探りましたが、まったく生命感無し。(^^;
早々に諦めて場所移動です。

その後、2ヶ所で竿を出しましたが、潮位が下がり、底が丸見えになっています。
アオリの反応もさっぱり。
まったく釣れそうに無いので、22時には早々と仮眠し、翌朝に備えることにしました。



翌朝は4時前に起床。
かなり冷えており、寒い朝です。
車の外気温計をみると、なんと-1℃!
まだ12月の始めなのに、いきなり氷点下とはびっくりです。(^^;

まずは昨夜に2番目に入った漁港で竿を出します。
昨夜同様、ベイトの姿は無く、アオリの反応もありません。
港湾内を探っていると、足元に30cmくらいのミノカサゴが泳いでいました。
すると、足元まで来たエギの後ろに黒い影。
足元でエギをチョン、チョンと踊らせると、アオリイカがヒット。
釣れたのは、胴長8cmくらいの極小アオリ。(^^ゞ
写真も撮らずにリリース。
あとから気付いたのですが、この時に墨を掛けられたようで、上着が墨だらけになっていまいした。(^^;
その後は反応が無いので、場所移動です。

次は、昨夜に最初に入った小さな漁港です。
昨夜同様、まずは港湾内を探りますが、反応はさっぱり。
次に港湾外を狙います。
2投目、2回目のシャクリでヒット!
釣れたのは胴長16cmのアオリイカでした。
アオリイカ 180g(胴長16cm)

この漁港では、昨年同時期の釣行で胴長23cmのアオリイカが釣れているので、なんとかサイズアップを狙いますが、残念ながらその後は反応がさっぱり。
やがて夜明けとなったので、諦めて場所移動です。



次は、昨日の夕方にメッキを釣った漁港に移動し、メッキを狙ってみましたが、全く反応無し。
そろそろ帰ろうかとも思ったのですが、少し前から気になっていた漁港に入ってみる事にしました。

その漁港はコウイカが釣れるらしいのですが、過去に数回竿を出した事はあるものの、一度も釣れた事がないので、足が向かなくなっていました。
結構大きな漁港なので、試しにこれまで竿を出した事が無い場所に入ってみました。
岸壁には結構墨跡があるので、イカが釣れているようです。
もう日も高く昇っているので、多分釣れないとは思いましたが、一応エギを投げて見ることにしました。

数投後、2回目のシャクリで竿が大きく曲がります。!?
最初は根掛りかと思ったのですが、グワングワンとイカらしい引きが!
もしかしてコウイカが釣れたのかも、と思いましたが、釣れたのはアオリイカで、結構良いサイズです。
慎重に取り込んで無事キャッチ。
釣れたのは胴長23cmのアオリイカでした。
アオリイカ 560g(胴長23cm)

まさかアオリイカが釣れるとは思っていなかったのでびっくりです。
しかもまずまずのサイズなので、もう大喜びです。(^^)

もう1杯釣れないかと探って見ましたが、その後はノーヒット。
9時前には納竿して帰途に着きました。



今回の釣行では、メッキは釣れたものの小物のみ、アオリイカも早朝まで小物しか釣れませんでしたが、帰り際にまずまずのサイズがヒットしたので、終わってみれば結構満足な結果でした。(^^)

今回で三重県でのアオリイカは釣り納めとして、次回からはメバル狙いに転向する予定です。


概況
天候 5日 はれ
6日 はれ
気温 5日18時:5℃
5日22時:2℃
6日6時:-1℃
水温 約19.5℃
(NOAA海面水温分布画像による)
釣果 メッキ:18〜21cm 5匹
アオリイカ:未計測〜560g
       (胴長8cm〜23cm)4杯
使用タックル ロッド
グラファイトリーダー:ヌーボ カラマレッティー トゥレ
             GONCTS-782L-LE
リール
シマノ:20ツインパワー2500S

ライン
PE0.8号+フロロ12lb
使用ルアー 自作ミノー:5cmF.S
ストーム:五目ジグ 8g
デュエル:パタパタQ  2.5号、3号
 
 
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