| 今回は利賀川と百瀬川に釣行しました。 今年は局地的に記録的な集中豪雨があり、東北地方や福井県では甚大な被害が発生しているようです。 しかし、岐阜県内ではまとまった雨が降っておらず、多くの川が渇水気味です。 週末には台風8号が発生しましたが、飛騨地方には殆ど影響が無く、宮川ではダムの放流は止まったままです。 そこで、宮川はパスして、利賀川と百瀬川に釣行することにしました。 前回の釣行では、百瀬川ではイワナが20匹以上ヒットしました。 そんな状況がいつまでも続く訳はありませんが、今回もちょっと期待しています。 さて釣行当日。 自宅を出発した直後から結構な雨が降ってきて、高速道路では前が見えない程のザーザー降り。(^^; こわごわ運転していると、白鳥を過ぎる頃には雨も収まったので一安心。 現地には5時半頃に到着。 まずは利賀川に入ります。 川の様子を見ると、水量はほぼ平水で、釣りには問題無さそうです。 水温は17℃でした。 最初のポイントでは、25cmくらいのイワナがヒット。 写真を撮ろうとしたところ、 「あ、スマホが無い」 うっかりスマホを車に置き忘れてきました。(^^ゞ そういえば、昨年8月の釣行でも、同じ失敗をしていたことを思い出し、ちょっと自己嫌悪です。 ここは入渓地点と車を停めた場所が離れているので、どうしたものかと思案しましたが、もしもの事があるといけないので、車までスマホを取りに戻ることにしました。 ここは昨年の場所とは違い、車を停めた場所との高低差は少ないのですが、距離があるので、往復で20分くらいタイムロス。 再び川に降りて釣りを再開です。
ポイントにルアーをキャストすると、着水直後から15cmくらいの小さいニジマスがヒットするので、なかなか普通サイズがヒットしません。 チビニジマスに悩まされながら、しばらく遡行すると、ようやく24cmくらいのニジマスがヒット。
その後もチビニジマスのヒットが続き、予定していた区間の最後になって、27cmのニジマスがヒット。 ここで一旦退渓して車に戻ります。 次は、少し上流の区間に入ります。 前回の釣行では気付きませんでしたが、ここも河道付替工事が行われていました。 下の写真左側が元の川筋、右側の土嚢の向こうが新しい川筋になります。
ここも気に入っていた区間なので、この流れが消滅するのは残念で仕方ありません。
この区間でもチビニジマスの猛攻に苦戦しますが、どうにか25㎝前後のニジマスが3匹ヒット。 そのまま遡行を続け、河道付替工事が終わった区間の様子を見に行きました。 川筋が変わらない区間でも、川が掘り返されて以前の面影がありません。
河道付替された区間でも、チビニジマスのヒットは続きます。 こんな場所でもヒットがあるのにはちょっと嬉しくなります。
この区間は、最初は何の変化も無いまっすぐな溝だったのですが、大きな岩が流れてきたりテトラが崩れたりして、川に変化が出てきたので、あと数年したら魚が釣れるポイントになっているかも知れません。
やがて工事区間が終わったので、退渓して車に戻りました。 車に戻る途中、この時期の厄介者であるオロロ（イヨシロオビアブ）に取り囲まれてしまいました。(^^; 川ではオロロが出なかったのに、道路でオロロが出るとは意外です。 おまけに、油断していたので手首を刺されてしまいました。 体中にたかってくるので、手で払いながら早足で歩いていると、やがて姿が見えなくなったので一安心。 今日は利賀川はここまでとし、百瀬川に移動しました。 百瀬川には9時すぎに到着。 天気が良くなってきましたが、今日は気温が低くて快適です。(^^) まずは集落付近に入ります。 川の様子をみると、前回より少し増水しておりちょうど良い水加減です。 水温を計ると14℃でした。
集落付近の百瀬川は、小さな堰堤が連続しています。 堰堤の落ち込みにルアーをキャストすると、数投後にヒット。 釣れたのは24cmくらいのイワナでした。 ヒレは綺麗になっていますが、エラブタが短いので、多分今年に成魚放流された魚でしょう。
前回のように連続ヒットすることはありませんが、それでもめぼしいポイントでは8寸前後のイワナがコンスタントにヒットします。 ただ、胸鰭が欠けている魚が多いので、前回に成魚放流された魚の残りでしょう。
百瀬川にもオロロは居ますが、それほど多くはなく、釣りに集中できなくなる程ではありません。 しかし、油断は禁物で、帰宅してから気付いたのですが、腕を2ヶ所刺されていました。 うち1ヵ所は服（ラッシュガード）の上から刺されているので、オロロ恐るべしです。(^^; その後も順調にイワナのヒットが続き、やがてヒット数は10匹になりました。 しばらくすると先客に追いついたので、一旦退渓し車に戻ります。 早めに昼食を取ったのち、今度は集落より下流の区間に入りました。 ここは堰堤は少ないものの、あまり変化のない平瀬が延々と続いています。
ポイントらしいポイントが無いので、流れに変化のある場所を丁寧に探っていきます。 しばらくして、25cmのイワナがヒット。 綺麗な魚ですが、これもエラブタが短いので、成魚放流された魚なのでしょう。
この区間では、同サイズのイワナが2匹ヒット。 その後、別の区間に入りましたが、ヒットしたのは15㎝くらいの小物のみ。 既に満足していたことと、雲行きが怪しくなり、雨が降ってきそうなので、午後2時には納竿して帰途につきました。 今回の釣行では、利賀川は河道付替工事の範囲が広がっており、消滅するポイントが増える事が判って、前回よりさらにがっかりしました。 周辺には民家など無い場所なのに、何の目的で工事を行うのかさっぱり判りません。 百瀬川では、成魚放流物ながら、イワナがそこそこ釣れたので、まずまず満足できた釣行でした。 やはり、暑い夏は涼しい渓流釣りが一番です。(^^) |
