| 今回は宮川下流へ釣行しました。 2021年の渓流釣り初釣行です。 新型コロナウィルスの感染拡大より、岐阜県には1月14日から「緊急事態宣言」が発出されていましたが、2月末でようやく解除になりました。 まだ不要不急の外出は自粛するよう要請されていますが、屋外の運動などは対象外とされているので、これで堂々と釣りに行けます。(^^) 昨年の3月1日に釣行した際は、20cmくらいのヤマメが1匹しか釣れず、ほぼボーズのような結果でした。 初釣行で2年続けての貧果は避けたいところですが、さてどうなるでしょう？ 5日は会社を休んで、のんびりと平日釣行です。 自宅を3時半頃に出発。 解禁直後としては少し早めの出発です。 東海北陸道を北上し、ひるがのSAでちょっと休憩。 途中の道路沿いには雪が少なめでしたが、街灯付近には例年と同じくらいの雪が積み上げられてました。
途中のコンビニで年券を購入し、目的地には7時頃に到着。 最初のポイントには、幸い釣り人の姿はありません。 やや濁りが入っていますが、釣りには問題なさそうです。 早速準備を済ませて実釣開始です。 水温を計ると6℃でした。 スプーンを対岸の岸近くまで遠投し、ゆっくりとリトリーブ。 すこしづつ下流へ移動しながらスプーンをキャストしますが、反応はさっぱり。 このポイントは、一昨年くらいから急に釣れなくなってしまいました。 今日もダメかな、と思い始めた頃、何かがヒット、しかし取り込み途中でバラシ。 手ごたえから推測して、20cm後半くらいの大きさでしょう。 せっかくの初ヒットをバラしてしまい、ちょっと悔しかったのですが、まあ仕方ありません。 その後は再び反応が無くなったので、場所移動することにしました。 次のポイントは、2018年の釣行で、しえらさんが大物をヒットさせたポイントです。 ここは入渓地点からポイントまで500mくらい河原を歩かなければいけません。 そのうえ、今年は道路脇の雪が多く、入渓地点よりかなり手前しか車を止める場所がないので、さらに長い距離を歩くことに。(^^ゞ 河原にはまだ雪が残っていますが、川岸から2mくらいは雪が無いので、川岸沿いを歩いてポイントへ向かいます。
宮川は火曜日の雨の影響で雪代が入り、やや増水しています。 目的のポイントへ向かう途中、良い感じの瀬があったので、少し探ってみる事にしました。 スピナーをキャストしますが、反応はありません。 まだ時期が早いかもしれないので、数投で反応が無ければ、すぐ上流へ移動します。 ポイントのすぐ下流まで来たところで、ピックアップ直前のルアーに大きな黒い影がヒット！ 至近距離でヒットしたので一瞬焦りましたが、慌てず魚を弱らせることに。 魚は元気いっぱいで、上流や下流へ泳ぎまわり、ジャンプを繰り返します。 やがて魚がおとなしくなったところで無事ネットイン。 釣れたのはブラウントラウトでした。
メジャーを当てると53cmで、なかなかコンディションの良い魚体です。 本命のイワナではないもの、1匹目が50cmオーバーとはなかなか幸先良いスタートです。(^^) その後、目的のポイントに着いたので、対岸に向かってスプーンをキャスト。 ここは大きめの淵ですが、今日は増水しているので、川幅一杯に流れが広がっています。 しばらくしても反応が無いので、そろそろ場所移動しようかな、と思っていると、ドスンとヒット！ ゴンゴンと首を振る感触が伝わっってくるので、結構な良型です。 しかし、取り込み途中でスッポ抜け。 痛恨のバラシです。(;_;) ルアーを遠投していたこともあり、フッキングが甘かったのかもしれません。 なんとかもう1匹釣れないかとキャストを繰り返しますが、残念ながら反応はさっぱり。 そのうち、上流のダムの放水を告げるサイレンが鳴りだしたので、止む無く撤収することにしました。 次は、この時期に比較的実績の高いポイントです。 雪が極端に少なかった昨年と違い、今年は例年並みに雪が残っており、河原に続く道は雪で埋もれているため、雪原を徒歩でポイントに向かいます。
今日は秘密兵器（？）のスノーシューを装着。 昨年と一昨年も雪が少なくて出番が無かったので、3年ぶりの出動です。 雪の上を歩いても足が沈まないので、とても楽ちんです。(^^)
ポイントに着いてスプーンをキャストしますが、反応がありません。 しばらくすると、コツコツと小さいアタリ。 手前まで来たスプーンには、ヤマメらしい魚がついてきましたが、結局ノーヒット。 ここで、小雨がパラパラと降ってきました。 今日は雨が降らない予報だったのに、と思いつつ、レインウェアを着込みます。 次に下流側へ移動しましたが、残念ながら反応がありません。 がっかりしながら車に戻ります。 その後、2ヶ所で竿を出してみましたが、いずれもノーヒット。 昼食後、下流へ大きく移動しましたが、下流へ行くほど増水が酷くなり、手が出せないほどの流れになっています。 例年、この時期に竿を出すお気に入りポイントも雪代ゴウゴウ状態だったので、諦めざるを得ません。 どうしたものかと思案しましたが、午前中にヒットのあったポイントにもう一度入ってみる事にしました。 また河原を500m以上歩き、目的のポイントへ到着。 意外にもこちらは増水しておらず、朝より若干水位が下がっています。 これはいけるかも、と思いつつ、スプーンをキャスト。 数投しても反応は無いので、やはり2匹目のドジョウは居ないかと思っていると、ドスンとヒット！ 今度もなかなかの良型です。 水が濁っているうえ、深いところでヒットしたので、なかなか魚の姿が見えません。 ジャンプしないので、もしかしてイワナかも？と思ったのですが、釣れたのは40cmのニジマスでした。
朝のブラウンに比べると、ヒレが欠けていたりして、あまりコンディションは良くありませんが、丸々と太っており、実測より大きく感じます。 とりあえず朝のリベンジは成功したのでラッキーでした。(^^) その後は反応が無いので、場所移動することにしました。 午後2時頃になると、雨が本降りになってきました。 もう帰ろうかとも思ったのですが、最後にもう一度、朝一で入ったポイントに竿を出してみることにしました。 ポイントに入ってスプーンをキャストすると、数投後にヒット！ 釣れたのは、21cmのイワナでした。
小さいですが、今期の初イワナです。 これで満足したので、午後3時頃には納竿して帰途に着きました。 今回の釣行では、雪代による増水で竿を出せるポイントが限られたものの、型の良いブラウンとニジマス、小さいながら本命のイワナも釣れたので、この時期の釣行としては、まずまずの内容でした。 殆どボーズだった昨年に比べれば上出来でしょう。 次回はもう少し暖かくなってから釣行する予定です。 |
