| 今回も富山県の利賀川へ釣行しました。 今週の火曜から水曜にかけて、この地方では局地的な集中豪雨があり、土砂崩れや河川の増水による浸水被害が出てしまいました。 その後も雨が降り続き、県内の河川はどこも大増水です。 さすがに今週は渓流釣りは無理だろうと思っていたのですが、アメダスのデータをみると、利賀川の周辺では少ししか雨が降っていません。 水位計をみても、平水と殆ど変わらない状況です。 機器の故障でなければ、この水位なら釣りは出来そうです。 もし泥濁り釣りにならなくても、周辺の小渓流の下見をすれば良いかと、再び利賀川に釣行してみる事にしました。 目的地には5時半頃に到着。 さすがに今日は平日なので、釣り人らしき車は見当たりません。 雨は出発時からずっと降っており、途中で強く降る事もありましたが、今は小雨がショボショボ降る程度です。 バス停の軒先を借りて準備を済ませ、実釣開始です。 まずは利賀村集落より少し上流に入りました。 川の様子を見ると、濁りは全くなく、前回より少し増水している程度なので、釣りには問題なさそうです。 水温を計ると14℃でした。
この区間は、前回の釣行では先行者の後追いでしたが、今日はまだ誰も入っていないはずです。 期待しつつルアーをキャストしますが、期待に反して魚の反応はさっぱり。(^^; たまにルアーを追いかけてきても、こちらの姿を見た途端にUターンし、その後は全く姿を見せません。 やはり、普段から釣り人が多いので、魚がかなり警戒しているようです。 おまけに、蜘蛛の巣がとても多く、ラインに絡まって釣り辛くて仕方ありません。 しばらく遡行したところで、ようやく1匹目がヒット。 21cmのイワナでした。
それからは、また反応が無くなってしまいました。 遡行を続けると、20分後に2匹目がヒット。 今度は23cmのイワナです。
その後も魚の反応は少なく、予定した区間を釣ったところで、5匹しかヒットがありません。 一旦退渓して車に戻ろうかと思ったのですが、ここは谷が深く、道路まで登るのも一苦労なので、このまま遡行を続けることにしました。 ここから先は、初めて竿を出す区間です。 先ほどの区間よりやや渓相は良いのですが、相変わらず魚の反応は少ないままです。
しばらく遡行すると、少し魚の反応が良くなってきました。 数匹バラシたあと、ようやくヒット。 釣れたのは24cmのイワナです。
さらに遡行を続けますが、ヒットするのは15㎝以下の小物が多く、なかなか良いサイズは出てきません。 もうじき退渓地点というところで、やっとまともなサイズがヒット。
ここまでで3時間ほど遡行したので、入渓地点から結構離れてしまい、車に戻るまで40分ほど掛かったので、結構疲れました。(^^ゞ 次は千束ダムより上流に入りました。 先ほどの区間と異なり、こちらは前回より20cmくらい増水しています。 少し竿を出しましたが、反応はさっぱり。 増水で渡渉が難しくなっており、遡行するのはちょっと危なそうなので、今回は諦める事にしました。 次は、豆谷ダムの湛水域付近に入りました。 こちらは10㎝くらい増水しており、少し濁りも入っていますが、なんとか遡行できそうです。
この区間も渓相は良く、いかにもイワナが釣れそうな雰囲気なのですが、釣れるのは何故かニジマスばかり。(^^ゞ ヤマメが釣れる事も殆どないので、ニジマスの濃さに関しては、宮川下流も顔負けです。 ニジマスの活性は高く、ルアーを何度も追いかけてきます。 ヒットするとジャンプしてルアーを弾き飛ばして逃げていく事もあり、結構楽しかったりします。(^^)
じきに5匹がヒットしたので、退渓して車に戻りました。 遅めの昼食を済ませたあと、この後はどうしようかと考えたのですが、利賀川はここまでとし、他の支流の様子を見にいってみる事にしました。 大きく場所移動し、庄川の支流に入ってみると、増水＆泥濁りで、とても釣りができる状況ではありません。(^^; 今日は少し疲れた事もあり、早めに納竿して帰途に着きました。 今回はかなり長い区間を探ってみたのですが、またしてもぱっとしない釣果に終わりました。 平日でも反応が少ないのは、やはり普段から釣り人が多いのでしょう。 ただ、今回はたまたまかもしれませんが、他の河川が大増水でも釣りが出来たのはありがたい事です。 あまり釣れなくても、渓相は私好みなので、これからも選択肢の一つにはなりそうです。 |
