| 今回は富山県の利賀川へ釣行しました。 ここ数年、渓流釣りは宮川ばかり釣行しており、他県の渓流へ釣行することは殆どありませんでした。 宮川は流域が長く、ポイントが無数にあるのですが、今期でようやく、ほぼすべての区間に竿を出すことができたため、これで一区切りが付いたので、久しぶりにこれまで行ったことのない渓流に行こうと思ったのです。 利賀川はイワナが良く釣れると聞いていたので、以前から行ってみたいと思っていました。 始めての釣行なのでポイントは全く判らないうえ、この地方の渓流はどこも渇水で状況は厳しいと思うのですが、さてどうなるでしょう？ さて釣行当日。 今日は土曜日ですが、まだ高速道路は休日割引が適用されません。 また、目的地や道中にもコンビニが無いので、早朝に着いても入漁証が買えないかもしれません。 そこで、あまり高速は使わず、途中で休憩しながら、のんびりと目的地に向かう事にしました。 白川郷を過ぎて南砺市に入り、五箇山の合掌村集落を横目に見ながら北上し、山越えして利賀村に向かいます。 この山越えがなかなかのもので、谷が深くて結構怖かったりします。 トンネルを抜けると利賀村ですが、秘境感たっぷりで、なかなか良い感じです。(^^) 目的地には7時半頃に到着。 まずは入漁証を買おうと空いている店を探しますが、幸いにもすぐに漁協のノボリがある店を発見。 年券が3,500円と安いので、迷わず年券を購入。 ポイントの説明を受けてから、まずは豆谷ダムより上流の中流域に向かいます。 もう時間が遅い事もあり、川沿いには何台も釣り人らしき車が停まっています。 また、結構他県ナンバーが多いのに驚きました。 とりあえず釣り人の姿が無い場所を見つけたので、準備を済ませて実釣開始です。
渓相はまあまあ良い感じです。 ただ、初めてなので平水時の水量は判りませんが、かなり渇水している感じです。 水温を計ると14℃でした。 期待しつつルアーをキャスト。 初めての川、初めてのポイントにルアー投げるのは久々の事です。(^^) 1投目から魚が反応しましたが、残念ながらヒットには至らず。 2投目には、もう反応が無くなってしまいました。 川には新しい足跡が沢山あるので、今朝から誰かが入った後で警戒しているのかもしれません。 次のポイントで、待望の1匹目がヒット、直後にジャンプ！？ 釣れたのは25cmのニジマスでした。 イワナを釣りに来たのに、1匹目がニジマスとはちょっとがっかりです。(^^;
その後も、20〜24cmくらいのニジマスがコンスタントにヒット。 かなり魚影は濃いみたいです。 しかし、肝心のイワナが釣れません。 遡行を続けていくと、ようやく待望のイワナがヒット！ しかし、これはエラ蓋の短い成魚放流イワナだったので、またちょっとがっかりです。(^^;
やがて、魚の反応が無くなってきました。 川沿いには先行者らしき車が停まっているので、ここで一旦退渓する事にしました。 途中、雑草だらけの橋がありました。 この辺りは工事中の利賀ダムの湛水域で水没するためなのか、利用する事が無くなって放置されたのかもしれません。
次は少し上流に入りましたが、そこも朝から誰かが入った後のようでノーヒット。 次に入った場所は、渇水が酷いせいか、またしてもノーヒット。 ここで、大きく場所移動。 千束ダムより上流域へ入ります。 ここまで来ると水量が増え、渓相はさらに良い感じになります。
しかし、こちらも入渓地点には釣り人らしき車が何台も停まっています。 誰かの後追いになるのは仕方ないので、あまり期待せずに実釣開始。 ルアーをキャストすると、一応魚の反応はあるようです。 しばらくして、イワナがヒット。 残念ながら、これもエラ蓋が短い、成魚放流もののようです。
その後、4匹ほどイワナがヒットしましたが、18〜20cm程度と小さい魚ばかり。 昼食後、さらに上流へ移動しましたが、谷が深くて入渓地点が判らないので、結局竿は出せず。 最後に、もう一度中流域まで戻ったところ、ニジマスが連続ヒット。 ニジマスは元気いっぱいで、ヒットするとジャンプを繰り返して楽しいのですが、今日の目的はニジマスではありません。 今日は下見のつもりだったので、午後2時半過ぎには納竿して帰途につきました。 結局、釣果の大半はニジマスとなり、最近の宮川の釣果とあまり変わらない内容になってしまいました。(^^ゞ 次回は一雨降った後に再挑戦したいところです。 帰り道、菅沼の合掌造り集落でも覗いてみようかと思ったところ、新型コロナの感染防止で、駐車場や展望台もまだ閉鎖中でした。
仕方ないので、国道沿いから記念撮影。
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