| 今回は富山県の利賀川へ釣行しました。 前回の釣行からほぼ1ヶ月ぶりの釣行です。 前回は初釣行だったうえ、渇水気味で竿を出せる場所が少なかったこともあり、あまりぱっとしない釣果に終わりました。 今週はようやくまとまった雨が降ったので、釣果に期待できるかもしれません。 前回のリベンジ釣行としたいところですが、さてどうなるでしょう？ 今回は高速道路を使って早朝から現地入りしようと思っていたのですが、出発前に道路状況をチェックすると、東海北陸道の飛騨清見ICより先が通行止めになっているではありませんか！？ 調べてみると、6月22日から7月10日まで夜間通行止めになっていました。(^^; という訳で、今回も荘川ICから一般道でのんびりと現地に向かいます。 目的地には6時半頃に到着。 川沿いには既に釣り人らしき車が停まっており、既に出遅れています。(^^ゞ まずは中流部に入りました。 今回は前回より少し下流からスタートです。 ここは豆谷ダムの湛水域になるようで、土砂が堆積してフラットな流れが続いています。 普段の水位が判らないのですが、周辺の様子から推測すると、平水かやや増水気味といった感じです。 水温を計ると16℃でした。
水深のある場所へミノーをキャストしましたが、最初のポイントでは反応なし。 次のポイントでは、結構いいサイズの魚が追いかけてきましたが、残念ながらヒットには至らず。 その後も何度かルアーを追いかけて来るので、活性は高いようですが、あと少しのところでUターンしてしまいます。 結局、このポイントではノーヒット。 次のポイントでは、1投目にヒット！ 釣れたのは、前回同様ニジマスでした。(^^ゞ
次のポイントでもニジマスがヒット。 やはり、利賀村の集落より下流ではニジマスが濃いようです。
遡行を続けると、徐々に渓相が良くなってきました。 しかし、ヒットするはニジマスばかりで、イワナは全く顔を出しません。
ある地点を過ぎると、急に魚の反応が無くなってきました。 もしや、と思っていると案の定、100mくらい上流に先行者の姿が。 一旦退渓し、車に戻ります。 少し上流に移動しますが、魚の反応はイマイチ。 予定していた区間を探ったので、車に戻って大きく場所移動です。 次は事前に調べておいた、利賀村集落より上流の入渓地点に向かいます。 最初の入渓地点には、既に釣り人の車が停まっていました。 とりあえず川に降りられる事を確認し、次の入渓地点に向かいます。 次の入渓地点（と思われる場所）は、夏草が茂っていて降り口が判らないのでパス。 次の入渓地点には、またしても釣り人の車が。(^^ゞ 仕方無いので、千束ダムより上流域へ移動します。 ここまで来ると、さらに釣り人らしき車が増え、道路脇のあちこちに停まっています。 さらに上流へ移動しますが、じきに通行止めとなり、上流の水無ダムには行けないようです。 しかも、通行止めのゲート前には、4台の車が停まっていました。 やはり有名河川なので、釣り人の数は相当に多いようです。 空いていそうな場所を探して竿を出しますが、10分ほど遡行すると、もう先行者に追いついてしまいました。(;_;) どうしたものかと思案しましたが、仕方ないので、一旦千束ダムより下流へ戻ってみることにしました。 しかし、入渓地点には、まだ車が何台も停まっています。 他に入渓地点も判らないので、とりあえず早めに昼食を済ませる事にしました。 昼食後、再び上流へ移動します。 途中、何人かの釣り人が川から上がって道路を歩いていました。 すると、さきほどパスした入渓地点に停まっていた車が無くなっています。 先行者の後追いにはなりますが、とりあえず竿を出してみる事にしました。 さすがに数時間前に釣り人が入った後では、魚の反応は殆どありません。(^^ゞ ルアーをキャストしても何も追いかけて来ないので、渓相を確認するだけの遡行になってしまいます。 じきに通らずとなったので、退渓して車に車に戻りました。 次に入った区間は、千束ダムに近いせいか、やや渇水気味です。
こちらでは、多少は魚の反応が出てきました。 しかし、サイズが小さく、ヒットするのは稚魚サイズばかりです。 おまけに、退渓するルートが判らず、急斜面を藪漕ぎして戻る羽目に。(^^ゞ 次の区間は、比較的開けており、水量も先ほど入った区間より多く、なかなか良い感じです。
淵にルアーをキャストすると、1投目でまずまずのサイズがヒット。 釣れたのは25cmのイワナでした。 ようやく本命が釣れたので一安心です。(^^)
この区間は結構魚影が濃いようで、淵には何匹かのイワナの姿があります。 ただ、朝から釣り人が入っているので警戒しているのか、なかなかルアーには反応してくれません。 しばらくして2匹目がヒット。
その後も反応は渋いのですが、18〜23cmのイワナがなんとか3匹ヒット。 疲れてきたこともあり、そろそろ退渓しようと思ったのですが、利賀川は谷が深いうえ、夏草が茂っているので、なかなか退渓ルートが判りません。 結局、またしても急斜面を藪漕ぎする事になり、道路に戻った時にはもうヘトヘトです。 車に戻ろうと歩いていると、すぐ下流に退渓ルートを発見。(^^; 川からは夏草で全く見えませんが、高いところから見れば判るものです。 最後に、もう一度豆谷ダムの湛水域付近まで戻り、朝に先行者がいて入れなかった区間に竿を出すと、ニジマスが3匹ヒット。 そこそこ満足したので、納竿して帰途につきました。 今回も、釣果の大半はニジマスとなり、本命のイワナはあまり釣れませんでした。 早朝に上流のポイントへ入らなかったのが敗因ですが、まあ仕方ありません。 次回は朝一でイワナポイントを探ってみる予定です。 しかしまあ、利賀川がこれほど釣り人の多い渓流だとは思っていませんでした。 岐阜（私の自宅）からは遠いですが、富山の方からすれば、富山市内から1時間ちょっとの距離ですから、すぐ行ける近場の川なんでしょう。 利賀川＝イワナパラダイスというイメージは、私の幻想だったようです。(^^ゞ |
