| 今回は宮川と庄川へ釣行しました。 前回の釣行はGWの最中だった事もあり、魚の反応が殆どありませんでした。 それから2週間経ち、状況が改善していることを期待しているのですが、今年の5月は降水量が少なく、どこの川も渇水気味です。 今週も雨は降ったのですが、一気に増水するほどではなく、宮川下流では区間の中央にあるダムが放流を止めてしまったので、それより下流は酷い渇水になっていることでしょう。 今回も厳しそうな状況ですが、さてどうなることでしょう？ いつものように自宅を3時頃に出発して目的地に向かいます。 目的のポイントには、5時頃に到着。 川の様子をみると、思っていたより水量があるので一安心。 早速準備して実釣開始です。
ミノーをキャストしながら、少しづつ下流へ移動してくと、ピックアップ直前にヒット。 釣れたのは、このポイントではお約束のニジマスでした。
また少し移動し、白泡の下にルアーを通すとイワナ（多分）がヒット、しかし、すぐにバラシ。 その後は反応が無くなったので、次のポイントへ移動です。 次に入ったポイントは、前回の釣行で良型イワナがヒットしたポイントです。 しかし、上流のダムが放流を止めているので水量が極端に少なく、底が丸見えになっています。 少し探ってみましたが、魚の反応は皆無。(^^ゞ 諦めて場所移動です。 さらに下流へ移動すると、若干水量が増えましたが、それでも平水より30cmくらいは水位が低くなっており、普段は沈んでいる底石が顔を出しています。
実績のあるポイントを探っていきますが、魚の反応は渋く、ほとんどチェイスがありません。 根気よくルアーをキャストしていると、岩の影からイワナがダッシュ、足元でヒット！ 釣れたのは9寸強のイワナでした。 尺には届きませんが、まずまずのサイズです。
その後、予定していた区間の半分ほど移動したところで、他の釣り人の姿が見えたので、途中で切り上げて場所移動する事にしました。 次に移動したポイントも、渇水が酷くて厳しそうな感じです。 石の裏や白泡の下を丁寧に探っていくと、落ち込みでガツンとヒット！、しかし直後にバラシ。 結構な良型だったのに勿体ない事をしました。(^^; 次に移動したポイントは、先月好調だったポイントですが、先行者が居たのでパス。 次のポイントは、前回初めて入ったポイントですが、今日は魚の反応が皆無。 どうしようかと思案したのですが、釣り人が多いうえ、渇水で状況が厳しいので、宮川下流は諦め、上流（中流）へ移動してみる事にしました。 大きく場所移動して、今度は宮川漁協管轄の中流部です。 こちらは上流にダムが無いこともあり、水位はほぼ平水、田んぼの代掻きによる薄い濁りが入っていて良い感じです。
この区間は、一昨年の7月に釣行した際は魚影も濃く、結構楽しめたのですが、同じ年の8月に豪雨があり、ポイントがすっかり流されてしまい、変化の無いフラットな川になってしまいました。 それに加え、昨年は豪雨被害の復旧工事で濁りが入り、まともに釣りができなかったうえ、魚影も薄くなっていました。 今年はどうかな、と思いつつルアーをキャストしますが、しばらく反応がありません。 やはりダメなのかな、と思い始めた頃、ドスンとヒット！ 水が濁っているので魚種は判別できませんが、かなり太くて良いサイズです。 しかし、掛かりが浅かったのか、数回首を振った後にフックが外れてさようなら．．．。 またしても良型をバラシてしまいました。(;_;) 気を取り直して、同じコースにもう一度ルアーを通すと、今度はヤマメらしい魚がチェイス、しかしヒットには至らず。 なんとかヒットさせようと、コースを微妙に変えたり、トゥイッチの間隔を変えたりしましたが、結局ヒットさせることはできませんでした。 少しづつ下流へ移動しながらルアーをキャストしていくと、嬉しい事に、だんだん魚の反応が良くなってきました。 しかし、喰いが浅いのか、ショートバイトのみでなかなかヒットしてくれません。 しばらくして、ようやくヤマメがヒット。 釣れたのは、9寸のヤマメでした。 サイズの割に幅が広く、なかなかのプロポーションです。
その後、数匹良型のヤマメをバラシてしまい、8寸くらいのニジマスが釣れたところで、予定していた区間が終了。 一度車に戻って、少し場所移動です。 昼食を済ませた後も、またまた良型をバラシ。 今日はどうもアワセのタイミングが合いません。(^^ゞ 同じポイントで、8寸ちょいのヤマメがヒットしました。
その後は反応が無くなったので、車に戻って場所移動です。 次はどこへ行こうかと思案したのですが、宮川はこれで終わりにして、庄川に行ってみる事にしました。 今シーズン、庄川に釣行するのは今回が初めてです。 最初に、庄川の支流に入りました。 この支流に昨年同時期に釣行した際は、そこそこヒットがあったのですが、予想以上に渇水しており、釣り人の姿も多く、この時間（14時過ぎ）からでは、釣果は期待できそうにありません。 とりあえず、釣り人の姿の無い区間を選んで入渓してみました。
この支流は、茶色い岩と緑色の水のコントラストが綺麗で、私のお気に入りの支流のひとつです。 しかし、予想通り河原には真新しい足跡が多く、ルアーをキャストしても、反応するのは15cmくらいの仔魚サイズのイワナばかり。 まあ、釣りはもういいやと、景色を見ながら遡行を楽しむ事にしました。 今日は天気も良く、渓流を歩いているだけでも気分は爽快です。(^^) 退渓地点に着くころには、すっかり癒されてしまいました。 その後、荘川町の中心部の庄川の様子を見ましたが、東海北陸道2車線化の工事で大きなダンプがひっきりなしに走っていたり、あちこちに大きなクレーンが立っていたり、そこらじゅうに警備員さんが立っていたりと、落ち着いて釣りが出来る状況ではありません。(^^; さっきまでの壮快な気分はどこへやら、憂鬱な気分で帰途に着きました。 今回の釣行では、宮川下流部は渇水で竿を出せる場所が限られたうえ、釣り人も多く、魚の反応も乏しかったのですが、中流部では魚の反応も良く、コンディションの良いヤマメが釣れたので、そこそこ楽しめました。(^^) ただ、バラシが多く、釣果があまり伸びなかったのが悔しいところです。 次回はもうちょっとキャッチ率を上げなくては。 |
