| さて、そんなわけで、今度は渓流釣りです。 4時まで仮眠したあと、まだ暗いうちから寝袋から這いだし、いつもとは反対方向へ車を走らせます。 南越前町から福井市まで北上して九頭竜川沿いに東進し、岐阜へ向かいました。 福井北ICから大野市までは中部縦貫道の工事が進んでおり、昨年より運転は楽ちんです。(^^) 昨年は九頭竜ダム湖畔で桜が満開でしたが、今年は少し時期が遅いので、もう桜は見ごろを過ぎていました。 目的の庄川（荘川町）には7時すぎに到着。 さすが標高が高いので、気温は10℃以下になり、上着がないと寒いくらいです。 川の様子を見ると、結構増水していますが濁りはなく、雪代が終わりかけという感じです。
水温を計ると7℃しかなく、ちょっと厳しそうな感じです。 流れの緩い場所にルアーをキャストすると、イワナらしき魚がチェイス。 おお、反応するじゃない、と嬉しくなります。(^^) 数投後、20cmくらいのイワナがヒット。 （あ、ネット忘れた(^^;） とりあえず写真を撮ってすぐリリース。
それからは、石裏などの流れの緩い個所を探っていきますが、なかなか反応がありません。 500mくらいの区間を探ったところで、ヒットは同サイズのイワナが1匹のみです。 少し場所移動しましたが、こちらも状況は変わりません。 ルアーには、まだちょっと時期が早そうなので、宮川まで移動する事にしました。 飛騨清見から中部縦貫道に乗り、宮川には10時前に到着。 川の様子を見ると、平水より少し増水している程度で、濁りも少なく、良い感じです。 水温は14℃もあるので、もう瀬に魚が出ているかもしれません。
宮川では、昨年8月の集中豪雨の影響で、あちこちで堤防が崩れたため、至る所で復旧作業が行われています。 昨年見つけたお気に入りポイントも、すぐ上流で護岸工事の真っ最中です。 そのうち工事の濁りが入ってくるでしょうから、それまでの短期決戦です。 最初のポイントは反応なし。 すこしずつ下流へ移動していきます。 この区間は、昨年の釣行の際は底石も多く、流れの変化もあって良いポイントだったのですが、増水ですっかり様子が変わってしまい、平坦な瀬が延々と続くだけで、狙いどころが無い単調な渓相になっており、かなりガッカリです。 それでも、沈み石など流れに変化のある場所を丁寧に探っていくと、ルアーをチェイスする影が見えました。 同じコースを数回流してようやくヒット。 釣れたのは、20cmくらいのヤマメでした。
また少し下流に移動すると、今度は足元から40cmくらいの真っ黒な魚がルアーをチェイス、しかし、ルアー直前でUターン。 同じコースを流すと、2回ほどルアーに反応しましたが、いずれもヒットに持ち込めません。 やがて反応が無くなったので、諦めて場所移動です。 魚種ははっきり判りませんでしたが、多分イワナでしょう。 宮川ではこういうドキドキが良くあるのが嬉しいです。(^^) その後、この区間では20cmくらいのイワナを2匹追加したところで、一度車に戻る事にしました。 ここで昼食を済ませ、今度はすこし上流へ移動しました。 こちらでも、川岸があちこちでえぐられており、竹藪がなぎ倒されています。 午後になると、やや濁りが強くなってきました。
ポイントにルアーをキャストすると、1投目でゴツンとヒット！ 今度はまあまあのサイズです。 釣れたのは、宮川名物（？）の尺ニジでした。 餌が豊富なのか、体高もあり、腹がパンパンに膨れています。
さらに上流へ移動すると、ポイントがすっかり砂で埋まっています。(^^ゞ 何気なくキャストしたルアーに、また足元から黒い影がチェイス、今度は運よくヒット！ 釣れたのは、35cmのイワナでした。
ここで一度車に戻り、上流へ場所移動です。 上流へ行くほど濁りがきつくなってきますが、これは支流の川上川が河川工事で泥濁りになっているためでした。 川上川との合流点では、川の左半分だけ泥濁り状態です。(^^;
2時頃になると、濁りが強くて釣りにくくなった事と、ここまでの釣果で結構満足していたので、納竿して帰途に着きました。 帰りは、庄川の年券を買うため、もう一度荘川まで戻ります。 庄川上流も、河川工事で泥濁り状態でした。 今年は雪が多く、復旧工事がなかなか進まなかったらしいので、一日も早く工事が終わる事を祈るばかりです。 帰り道、ひるがの高原では水芭蕉が満開でした。
今回の釣行では、良型のイワナが出たうえ、小物ながらヤマメも釣れたので、短時間ながら結構楽しめました。(^^) 次回からは本格的に渓流釣りスタートです。 |
