| 今回は宮川と庄川へ釣行しました。 前回の釣行では、良型を続けてバラシてしまい、非常に悔しい結果に終わりました。 なんとか今期中にリベンジしようと、カミさんに頼み込んで2週続けての釣行となったのです。 梅雨明けしてから各地で猛暑日が続いており、自宅付近では金曜日の最高気温は38.5℃。(^^; 高山でも35℃を記録しており、昨年と比べても尋常ではない暑さです。 これだけ気温が高いと、本流の釣りはかなり厳しい事が予想されますが、果たしてリベンジは成功するでしょうか？ さて釣行当日。 いつものように3時前に自宅を出発し、目的地には5時すぎに到着。 川の様子を見ると、ほぼ平水かやや減水気味で濁りはなく、釣りには問題なさそうです。 まずは、前回激しいにわか雨で泥濁りとなり、竿が出せなかったポイントに入りました。
水温を計ると、この時間で既に20℃もあります。 これではイワナ狙いには厳しそうですが、とりあえずルアーをキャスト。 このポイントは6月末の釣行で良型をバラシたポイントですが、残念ながら今日は反応なし。 すこしづつ上流へ移動しながら探ってみましたが、やはり反応が無いので、諦めて場所移動です。 次は、前回の釣行で反応が良かったポイントです。 藪をかき分けて前回と同じ場所に降りると、右肘に強い痛みが！？ 何事かと思って肘をみると、蜂が服の上から刺しているではありませんか！ 羽音に気づいて顔を上げると、頭の上にも10匹くらいの蜂が飛び回っています。∑(ﾟ◇ﾟ；) こりゃヤバいと、急いで退散！！ 幸い、蜂に追いかけられることも無く、刺されたのも1ヶ所だけだったので、大事には至りませんでした。 おそらく、藪をかき分ける際、蜂の巣を叩いてしまったのでしょう。 それにしても、好ポイントに入れないのは痛いです。 仕方ないので、川に立ちこみ、下流側から狙う事にしました。 ポイントにルアーをキャストすると、1投目からヒット、しかし、残念ながらすぐにバラシ。 まだ釣れそうな感じがあったので、少し時間を置いてからルアーをキャストすると、2匹目がヒット！ 右に左に元気よく泳ぎ回ります。 なかなかネットに入りませんが、無事キャッチ。 ヒットしたのは、31cmのニジマスでした。 餌が豊富なのか、腹がでっぷりしていて、丸々と良く太ったニジマスです。
まだ釣れるかなと、ルアーをキャストしますが、その後は反応なし。 少し下流へ移動します。 前回、大きなイワナをバラシたポイントは、今日はまったく無反応。 やはり、こちらの思い通りには行かないものです。(^^ゞ さらに下流へ移動し、前回は探れなかったポイントへルアーをキャスト。 瀬の白泡が切れたあたりでドスンとヒット。 さきほどより少し大きいニジマスです。 これがまた元気いっぱいで、ジャンプするわ、右や左・上流や下流に走りまわり、なかなかネットに入りません。 瀬に立ちこんで釣っているため、岸に放り上げる事も出来ないので、弱るのを待つしかありません。 そろそろ良いだろうと、足元まで寄せてきてネットで掬おうとすると、突然私のほうへダッシュ！？ 差し出したネットにぶつかった後、私の股下をくぐって下流へ逃げて行きました。 どうやらネットにルアーが引っ掛かり、フックが外れたようです。 長い事釣りをしていますが、トンネルで魚を逃がしたのは初めてでした。（野球なら記録はエラーか(^^;） その後、このポイントでは反応が無くなったので、一度車に戻って場所移動です。 次に入ったポイントでは、最初は反応無し。 ここでは釣れないかなと、適当に投げたルアーにヒット、しかし、流芯を横切る間に無念のバラシ。 魚種は不明でしたが、確実に30cm以上あったので、なんとも惜しい事をしました。 時間が9時を過ぎるころになると、鮎釣り師の姿が多くなってきました。 気温もどんどん上昇し、既に30℃を越えています。 これ以上粘っても釣果は期待できそうに無いので、本流はこれで諦め、庄川の支流まで一気に移動する事にしました。 昨年の釣行では、天生峠を越えて白川郷まで移動する事が多かったのですが、今年は落石でR360が通行止めとなっているため、高速道路を使って移動しました。（なんて贅沢な(^^;） 白川郷も気温が高く、10時頃で32℃もあります。 最初に入るつもりだったポイントは、夏草が背丈より高く生い茂り、突破する気力が出なかったので、止む無く断念。(^^; 次のポイントまで林道を歩き、ようやく入渓。
そのうえ、かなり減水しているので、ちょっと厳しそうです。 水深のあるポイントを選んでルアーをキャストしますが、予想通り魚の反応もあまりなく、6寸程度のイワナが時々ヒットする程度です。 それでも、木陰に入ると風が涼しく、気分は爽快です。(^^) しばらく遡行すると、水深のある好ポイントが。 ここなら釣れるだろうと、石の影にルアーをキャストすると良型がチェイス、しかしヒットには至らず。 2投目、少し位置を変えてルアーを流すと、イワナがヒット。 釣れたのは、やたら頭がでっかく、体が細いイワナでした。
このイワナ、顔だけを見ると尺はありそうですが、体長を計ると9寸ちょいしかありません。(^^ゞ 厳しい環境で生きているんだなあと、しばし眺めてからリリース。 その後も、6寸程度のイワナが反応するだけで、予定していた区間が終わってしまいました。 一度車に戻って大きく場所移動です。 次の支流も、かなり減水しています。 ただ、水温は15℃と低く、多少は期待できるかもしれません。
・・・と思ったのですが、こちらでも反応するのは6寸前後の小物のみ。 2時過ぎには暑くて仕方なくなったので、納竿して帰途につきました。 今回の釣行では、またしても良型を数匹バラしてしまいました。 姿が見えなかった魚はニジマスだと思いますが、もしかするとヤマメだったかも知れません。 時期的に本流のリベンジは厳しそうなので、来期までお預けになりそうです。 さて、次はどこに釣行しようかな？ |
