| 今回は宮川へ釣行しました。 岐阜県では相変わらずまとまった雨が降らないため、どこの河川も渇水が続いています。 宮川下流も打保ダムの放水がずっと止まったままなので、私がいつも竿を出す区間はかなり期待薄です。 そこで、今回は宮川下流ではなく、宮川漁協の管轄区間にあたる中流部から上流部に釣行する事にしました。 渇水していることに変わりはありませんが、ここはダムの影響を受けないため、多少は期待できるかもしれません。 宮川の中流部は、これまで通過するだけで殆ど竿を出した事が無いため、ポイントなどはさっぱり判りません。 ポイント開拓を兼ねての釣行となりますが、さてどうなるでしょう？ さて釣行当日。 自宅を2時半すぎに出発。 最近の釣行では、往路は高速を使っていたのですが、今回は一般道で行ってみる事にしました。 来月から高速の休日割も3割引きになるので、なるべく高速を使わずに釣行しないといけません。 久々にR41を高山に向かって北上し、目的地には5時半頃に到着。 高速を使えば1時間半程度の道のりが、たっぷり2時間半も掛かってしまいました。(^^ゞ やはり一般道では、高山までの距離がかなり遠く感じます。 どこに入ろうかとウロウロし、30分近くタイムロス。 ようやく良さげな場所を見つけたのですが、既に6時を過ぎていました。 川の様子を見ると、かなり減水しており、平水時より30〜50cm近く水位が低いような感じです。
前回の庄川では、マイマイガの毛虫が大量発生していて、どこもかしこも毛虫だらけでした。 高山でも大漁発生していたようですが、既に成虫になったのか、庄川ほど数は多くありません。 というか、河原の木の葉が殆ど食べられて、まるで新芽が出る前の3月の河原のようです。 ところどころに付いている毛虫は、7cmほどまで成長し、色も赤、青、黄色の斑点がついて、オドロオドロしい外観になっていました。 毒は無いらしいのですが、気持ち悪いので近づきたくありません。(^^;
ポイントに入ってルアーをキャスト。 最初の2投は反応なし。 3投目、岸近くの沈み石から魚が飛び出してルアーをチェイス！ そのまま足元までルアーを追いかけ、ピックアップ直前にヒット！！ 釣れたのは、丸々と太ったヤマメで、メジャーを当てると32cmありました。 宮川で尺ヤマメを釣ったのは久々の事です。(^^)
最初の1匹が尺上とは、今日もなかなか幸先のいいスタートです。 少し場所を移動してルアーをキャストすると、足元までかなり大きな魚影がチェイス。 魚種は不明ですが、これも尺以上はありそうです。 同じコースを何度か流しましたが、残念ながらそれっきり。 また少し場所を移動してルアーをキャスト。 今度は1投目でヒット！ 結構良い引きなので、確実に尺は越えてそうです。 しかし、掛りが浅かったのか、取り込み中に痛恨のバラシ。(;_;) 気を取り直して、車に戻って下流へ場所移動しました。 移動しつつ、良さそうなポイントに入ってみますが、2ヶ所ほどは反応なし。 次に入ったポイントは、水深もあって良い感じです。
しかし、ポイントに近づこうとして枝をかき分けると、巨大化した毛虫がびっしりと付いており、あまりの気持ち悪さに、思わず後ずさりしてしまいました。(^^;
毛虫の居ないルートを探し、ようやくキャストできる位置にたどり着きました。 数投後、良型がヒット！ 今度は30cmを少し超えるイワナでした。 この魚もコンディションが良く、丸々と太っています。 多分、枝から落ちる毛虫をたらふく食べているのでしょう。
少し上流に、いかにも釣れそうなポイントがあるのですが、そこまで行くには、毛虫だらけの藪をかき分けて行かなければなりません。 数回トライしましたが、どうやっても毛虫の居ないルートが見つからなかったので、止む無く断念。 地理的な状態（危険とか）以外で、ポイント目前で撤退したのは初めてかもしれません。(^^ゞ 一度車に戻り、下流へ移動する事にしました。 ここまで、ヒットする魚は全て尺クラスという、非常にラッキーな展開となっています。 しかし、そんな状況が続くはずもなく、日が高く上るにつれ、魚の反応が無くなってきました。 宮川は何年か前の大水の影響で、底石などが流されてしまい、国府町より下流はフラットな流れが続く単調な渓相となっています。 変化のある場所を探しながら下流へ移動していきますが、先行者が居たり、河原までのルートが判らなかったりして（藪漕ぎしたくないので(^^ゞ）、殆ど竿を出すことも無いまま、予定していた区間の一番下流まで来てしまいました。 日も照って暑くなってきたので、本流の釣りはこれで切り上げ、上流へ移動することにしました。 昼食を済ませたあと、宮川の最上流部に入りました。 ここはこのサイトを立ち上げる以前に良く通っていたのですが、最近は竿を出すことも滅多に無くなり、最後に入ってから10年くらい経つかもしれません。
水は綺麗で、風も涼しくて気持ち良いのですが、渇水が酷いせいか、魚影が殆どありません。 たまに小さいヤマメがルアーに付いてくるだけで、釣りの対象となるような魚は皆無です。 2ヶ所ほど竿を出しましたが、全くのノーヒット。 沢歩きしただけで終わってしまいました。(^^; その後、もう一度本流まで戻ってポイントを探してみましたが、結局ノーヒット。 2時前には早々と納竿して帰途に着きました。 今回は僅か3ヒット2キャッチ、しかし釣れたのはいずれも尺クラスで、魚影は薄いけど釣れれば良型という、なんとも極端な釣果でした。(^^ゞ 宮川の中流部もなかなか良さそうなので、また釣行してみようかな。 いずれにしても、はやくまとまった雨が欲しいところです。 |
