2013年8月3日 犀川 (長野県松本市)

今回はしえらさんと犀川水系に釣行しました

以前は長野県の松本市と聞くと、かなり遠い場所に感じていたのですが、改めて自宅からの距離を調べてみると、宮川下流へ釣行する時とさほど変わらない事が判りました。(宮川遠すぎ(^^;)
という訳で、昨年まではプチ遠征と書きましたが、今回からは普通の釣行と同じ扱いです。

さて、その犀川水系ですが、これまでの釣果は芳しくありません。
昨年の釣行では、早朝に良型がヒットしたものの、残念ながらキャッチすることができず、ボーズに終わってしまいました。
2010年の釣行でも小物しか釣れなかったので、今回こそは雪辱を果たしたいところですが、果たしてどうなるでしょう?



当日は自宅を2時すぎに出発して目的地に向かいます。

今年は局地的な集中豪雨が多く、中部地方でも何ヶ所かで被害が出ています。
長野県は比較的影響が少なかったようですが、昨年の釣行では増水に悩まされたので、川の水量が気掛かりなところです。

現地には5時ちょっと前に到着。
コンビニで入漁券を買って最初のポイントへ向かうと、先行者らしき車とテントが。(^^;

近寄ってみると、ロッドやウェーダーが外に置いていあり、人は車の中で寝ています。
声を掛けようかとも思いましたが、起こすと悪いので、少し離れた所に車を止め、支度して川に降りました。

水量は平水より若干高めのようですが、濁りも薄く、釣りには問題なさそうです。
水温を計ると14℃でした。

犀川支流しえらさん

最初のポイントは、昨年の釣行で良型をバラシた場所です。
しえらさんは上流へ、私は少し下流で竿を出します。

1投目、ルアーの後ろに小さい魚がチェイス。
もう一度同じコースを流すと、ピックアップ直前でヒット。

1匹目は、6寸程度のブラウントラウトでした。

ブラウントラウト18cmチビ茶鱒ばかり(^^;

とりあえず魚は釣れたので、これでボーズの心配はありません。(^^)

少しづつ下流へ移動しながら探っていくと、魚の活性はまずまずのようで、めぼしいポイントからは必ず反応があります。
しかし、サイズが小さく、ヒットするのは15〜18cmのブラウントラウトばかり。
漁協ではブラウンを放流していないらしいので、これらは全て自然繁殖した魚なのでしょう。

しえらさんのほうも、やはり小物ばかりヒットしているとの事。
一度車に戻って場所移動する事にしました。



今度は、下流側へ大きく場所移動。
川幅が一気に広くなり、農業用水の流入などで水量も増えています。

犀川支流しえらさん

最初の区間では、反応はさっぱり。
次に入った区間でも、ヒットするのは小物のみ。

このあたりでは、川に大きな沈み石などが無く、平坦な平瀬が続きます。
さらに下流に移動したところで、対岸にやや深みがあり、テトラが沈んでいるポイントを発見。

ルアーをキャストしますが、1投目は反応なし。
2投目、ルアーが流芯を横切ったあたりでドスンとヒット!

立ちこんで釣っているうえ、流れが速いのであまり無理せず、岸まで寄せようと後ずさり。
すると、魚が水面でぐるぐる回って暴れます。
ブラウンってこんなにローリングしたっけ、とか思いつつ、岸にずり上げてキャッチ成功。
魚をよく見ると、ブラウン独特の斑点がありません??

釣れたのは、尺を超える良型ヤマメでした。(^^)
体高も体幅もあり、なかなか立派な魚体です。

ヤマメ34cmリーダーが巻きついちゃった(^^ゞ

リーダーが頭に巻き付いていたので、外すのに難儀していると、上流で釣っていたしえらさんが見に来ました。
てっきりブラウンだと思っていたらしく、ヤマメだと知って驚かれています。

しえらさんに手伝ってもらって、メジャーを当てると34cm。
普段イワナばかり釣っているので、このサイズのヤマメを釣ったのは久々の事です。
(結構嬉しい(^^))

写真を撮っていると、しえらさんの友人のケンケンさんが様子を見に来られました。
ケンケンさんは地元の方ですが、やはりこの川でヤマメは珍しいとの事。
たまにはこういうマグレもあるものです。(^^)

3人でしばし談笑したあと、ケンケンさんと別れ、さらに下流のポイントへ移動しました。


次のポイントも平瀬が続き、魚の付き場を探すのが難しそうです。
沈み石の付近などを探っていきますが、反応するのはまたまた小物のみ。

やや水深のあるポイントで、しえらさんに良型がヒット。
今度は尺上のブラウントラウトでした。
しえらさんはもう少し大きいと思っていたらしく、ちょっと悔しそうです。
ブラウントラウト32cm

これで二人とも良型が出たので一安心です。(^^)
一度川から上がり、遅めの昼食を取りました。



午前中は雲が多くてすごしやすかったのですが、昼過ぎからは快晴となり、日差しが強烈になってきました。
これでは釣果があまり期待できそうに無いので、昼食後は、しえらさんがこれまで入った事のないポイントや、河原にアクセスする道を探す事に。

堤防道路を走っていくと、河原に降りれそうな小道を発見。
車を停めて林の中を進んでいくと、午前中に入ったポイントの少し下流に到着。

なかなか良さげなポイントが続いていますが、反応するのは残念ながら小物ばかり。
18cm前後のブラウンを数匹ヒットしたところで、それ以上遡行できなくなったので、納竿して帰途につくことにしました。
ブラウントラウト20cm

しえらさん、今日は一日お疲れさまでした。
久々に良いヤマメが釣れたので、とても満足できた釣行でした。
またご一緒しましょう。(^^)


概況
天候 くもり のち 晴れ
気温 5時:20℃
12時:25℃
水温 6時:14℃
12時:16℃
釣れた魚と大きさ ヤマメ:18〜31cm
ブラウントラウト:15〜20cm
ヒット数 ヤマメ1匹
ブラウントラウト:8匹
使用タックル ロッド
スミス:トラウティンスピン
    エボリューション TRE-64PEX
リール
シマノ:06ツインパワーMg2500S

ライン:PE0.6号+フロロ8lb
使用ルアー
自作ミノー:6cm、5cmF.S
 


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