| 今回は三重県の東紀州方面へメッキとアオリイカを釣りに出かけました。 今年は異常なほど台風が多く、今週は2個（27号と28号）も発生しています。 しかも、運の悪い事に、台風27号は週末に通過するため、当初は釣行を諦めていました。 しかし、水曜日頃になると、台風の進路が陸地からかなり南に離れる予想となったので、太平洋側の三重県は無理でも日本海側の福井県ならなんとかなるかもしれません。 久しぶりに越前（福井）に行こうかと思っていたのですが、直前の予報では、日本海側は風、波ともに高く、イカ釣りには厳しそうです。 反対に太平洋側は、意外にも波はさほど高くは無いうえ、風も夕方には治まるとの事。 この時期はメッキを釣りたいこともあり、今回も三重の東紀州方面に釣行する事にしました。 台風通過直後なので、かなり厳しそうな感じですが、果たして結果はどうなるでしょう？ さて釣行当日。 予報通り台風はかなり南側を通過したようで、岐阜では強風も吹かず、良い天気です。 自宅を正午すぎに出発して現地に向かいます。 三重県に入る頃から、台風の吹き返しなのか、かなり風が強くなってきました。 予報が外れて風が治まらないと、かなりマズイ事になりそうです。(^^; 現地には午後4時頃に到着。 まだ風はビュービュー吹いています。 まずはメッキ狙いです。 さすがにトップでは厳しいだろうと、ルアーはミノーを選択。 最初に入った漁港では反応なし。 次に入った漁港では、結構な良型メッキがルアーを足元までチェイス、しかしヒットせず。 その後も何度かチェイスはあるのですが、あと少しのところでUターン。 何とかヒットさせようと、ミノーを変えたりポッパーを投げたりしましたが、結局ノーヒット。 反応も無くなったので、やむなく場所移動です。 次は、前回の釣行でもヒットのあった漁港です。 期待しつつルアーをキャストしますが、最初は反応なし。 あちこち探っても反応が無いので、今日はダメかな、と思い始めた頃、1匹目がヒット！ 15cmくらいの小物ですが、嬉しい1匹です。
まだメッキは居ると確信したので、このポイントで粘る事にしました。 少しずつ位置を変えながらルアーをキャストしていると、しばらくして2匹目がヒット！ 今度は21cmくらいの良型メッキです。 しかも、後ろを数匹のメッキが付いてきていました。 これはチャンスと、魚の写真は後回しにしてルアーをキャスト、すぐにヒット！！ その次もまたまたヒット！！ 久々のメッキ連続ヒットです。(^^) やはりメッキ釣りはこうじゃないといけません。
釣れるメッキはどれも21cm前後の良型で、ロウニンアジとギンガメアジが半々くらいです。 バラシが多くキャッチ率は低いのですが、じきにヒット数は10を越えました。 反応が無くなったので、すこし場所を休ませてからルアーをキャストすると、まだポツポツとヒットします。 やがて日が暮れて、辺りが暗くなって来た頃、結構な良型がヒット！ 右に左にと泳ぎ回り、なかなか上がってきません。 ロープに巻かれないよう祈りつつ、なんとかキャッチ。 釣れたのは25cmのギンガメアジでした。 このサイズのメッキを釣ったのは久々の事です。(^^)
あたりはもう真っ暗になりました。 キャストしたルアーが横風でロープに絡まってしまい、無念のロスト。 ちょうどキリも良いので、これでメッキ狙いは終了です。 すっかり満足してしまい、もう帰っても良いかな、とも思いましたが、せっかく来たのだからと、予定通りイカポイントへ移動しました。 この漁港はイカ釣りの人気ポイントで、いつも必ず先行者が居るのですが、さすがに台風が通過した直後なので、今日は先行者の姿がありません。 というか、港には私以外釣り人の姿が皆無です。(^^ゞ まだ時折強い風は吹いていますが、幸いなことに、予報通り風は治まってきたうえ、波も低いので、釣りには問題無さそうです。 しかし、 台風の影響で底が荒れたのか、水が濁っており、なんだか嫌な感じです。 エギをキャストしますが、数投しても全く反応がありません。 このポイントは、今季の釣行では毎回ヒットがあったので、30分くらいは粘ってみましたが、一向に釣れる気配が無いため、諦めて次のポイントへ移動です。 次の漁港もかなり水が濁っています。 嫌な予感どおり、ここでもノーヒット。 次の漁港でも、またノーヒット。 こりゃ今夜はボーズかも、と半分諦めかけたのですが、以前にも同じような事があったのを思い出し、なるべく波の影響が出にくい、湾奥にある漁港に行ってみる事にしました。 次の漁港は、9月末の釣行の際、先行者が多くて満足に竿が出せなかったポイントです。 しかし、さすがに今夜は誰も居ません。 湾内の水は多少濁ってはいますが、これまでの漁港よりはずっと透き通っています。 ポイントに入って数投後、ラインがスーッと持って行かれましたが、残念ながら空振り。 今夜初めてのイカのアタリです。 おそらく、小イカがエギをすぐに離してしまったのでしょう。 エギを3.5号から3号に替え、少し離れた場所にキャストすると、数投後にヒット。 やっと釣れたのは、胴長18cmくらいのアオリイカでした。 これでボーズは無くなったので一安心です。(^^)
その後、エギに足元までイカがチェイスしてくるのですが、なかなか乗りません。 ならばと、エギを滅多に使わない2.5号までサイズダウンです。 すると、胴長10cm程度のチビアオリが連続ヒット！ この漁港は水銀灯が明るく、イカがエギを抱くのが良く見えるので、なかなか面白いです。 釣ってはリリースを繰り返していると、ヒット数はすぐに6杯になりました。 ただ、サイズがあまりにも小さいので、なんだか幼児虐待しているみたいです。(^^;
チビばかり釣っても仕方ないので、少し場所替えです。 今度は胴長15cmくらいの小アオリが連続ヒット！ ここでも4杯ほどキャッチしたので、ヒット数は既に二桁となりました。
今度は漁港の外側に行ってみましたが、外洋側は水が濁っており、全く反応がありません。 湾内はまだまだ釣れそうでしたが、この漁港には一応見切りを付け、別な漁港に移動しました。 次の漁港では、先ほどまでとはうって変り、大勢の釣り人が竿を出しています。 予定していたポイントには入れそうに無いので、少し離れた場所でエギをキャストすると、1投目でヒット。 しかし、釣れたのは、またしても胴長15cmくらいの小アオリ。(^^ゞ 小物ばかりとは言え、数は出たので、今夜は早めに仮眠して翌朝に備える事にしました。 翌朝は3時頃に起床。 堤防を見ると、この時間でもまだまだ多くの釣り人が竿を出しています。 空いている場所を探してエギをキャスト、すると1投目からイカがヒット！ しかし、またまた小アオリです。 その後もヒットは続き、数分で3杯キャッチ。 この漁港も早々と見切りを付け、昨夜にチビを連発した漁港へもう一度入る事にしました。 次の漁港に着いて様子を見ると、釣り人の姿は無く、またまた貸切状態。 エギをキャストすると、2投目でヒット。 胴長17cmくらいの小物ですが、昨夜よりややサイズアップしました。
その後は、またしても胴長10cm位のチビアオリが3連続ヒット。 場所を変えても、またまたチビアオリ。(^^ゞ 4時半頃になると、もうすっかり満足したので、朝マズメは昨日の夕方に入った漁港に戻り、もう一度メッキを狙ってみる事にしました。 30分以上掛けて移動し、メッキが釣れた漁港に戻ります。 まだ辺りは真っ暗だったので、湾内でアオリを狙ってみる事にしました。 この漁港でも、胴長10〜15cmくらいのチビアオリが連続ヒット！ 20分ほどで6杯キャッチ。 どうも、今回は小物しか釣れないようです。(^^ゞ やがて、東の空が明るくなってきたので、イカ釣りは終了とし、メッキを狙う事にしました。 昨晩ヒットのあったポイントに入ってルアーをキャストしますが、全く反応がありません。 30分ほど粘りますが、全くの沈黙。 昨晩の群れはどこかに行ってしまったようです。 もうすっかり満足したので、7時頃には納竿し、帰途につきました。
今回の釣行では、運よくメッキの群れに遭遇し、久々の連続ヒットを楽しめたうえ、型も良かったので、十分満足な内容でした。(^^) アオリの方は、陸っパリでは過去最高となる釣果ではあるものの、なにしろサイズが小さいので、少々複雑な結果となってしまいました。(^^ゞ それにしても、もう11月になるというのに、コロッケサイズのチビアオリが連発するのは、なんだか変な感じです。 これも海水温が高い事が原因なのでしょうか？ |
