| 今回はしえらさん、和幸さんと遠州灘へ釣行しました。 この時期限定の、ジギングによるカンパチ狙いです。 昨年は都合が付かなくて一度も行けなかったので、私にとっては２年ぶりのオフショア釣行です。 また、和幸さんは今回が初参戦となります。 カンパチジギングは、過去2回釣行しましたが、最初の釣行は爆釣に近い釣果、2回目の釣行でも二桁釣果に恵まれました。 しえらさんによれば、カンパチは日によって釣果が大きく変わるので、毎年続けて釣果に恵まれるのはかなり運が良いのだとか。 3回目の今回は、そろそろ運も尽きるかもしれませんが、果たしてどうなるでしょう？ 今回も波がやや高く（1.5～2m）、しかも夕方にはさらに波が高くなる予報なので、出船できるか微妙なところでしたが、幸いにも通常通り出船するとのことです。 正午頃に現地に付くと、空には黒い雲がかかり、結構強い風が吹いています。 タックルを準備していると、急ににわか雨が降ってきました。 急いでカッパを着こみましたが、しばらくすると雨は止み、雲も切れてきたので、釣りには問題なさそうです。 前回まではカッタクリとジギング混成の船でしたが、今回はカッタクリの人が多くて満席のため、ジギング船に乗ることになりました。 ジギング船は カッタクリ船より一回り小さく、定員は10人くらいです。 我々は左舷のミヨシに乗ることになりました。 荷物を積み込み、ほぼ定刻に出船です。 この漁港は、出口の水深が浅いため波が高く、船が2～3mほど浮き上がったかと思うと、急にストンと落ちて、まるでジェットコースターに乗っているかのようです。 前回は結構ビビリましたが、さすがに今回は予想の範囲内なので、それほど怖くはありません。 ただ、港を出てからは、船が上下に飛び跳ねるように揺れるため、お尻は痛いし、しっかり掴まっていないと、海に落っこちそうです。(^^;
出船後、すぐに最初のポイントに到着。 まだジグが付いていなかったので、早速ジグを付けようとしましたが、久々のジギングだった事もあり、フックがラインに絡んだりしてモタモタしていると、船長の「はい上げて～」の声。 最初のポイントでは、釣りをすることなく終了してしまいました。（なにやってんだか。(^^;） まあ、船中誰も釣れていないので、出遅れてもさほど問題無いでしょう。 この釣りでは、水深30m前後の比較的浅い場所に沈んでいる漁礁の周辺を狙います。 そのため、ジグが着底したらすぐに巻き上げないと、根掛かりが多発してしまいます。 また、今回のジギング船は、カッタクリ船と違い、船を流しながら釣るので、船の流れる方向に合わせて、ジグを沈めないといけません。 次のポイントまでは、少し時間をかけて移動です。 期待しつつジグをシャクリますが、反応がありません。 ここでは、残念ながら3人ともノーヒット。 船中では数人にヒットがあったようですが、いずれもツバスやサバで、本命のカンパチはヒットしていないようです。 やがて、天気が良くなってきました。 海の上は風が涼しく、波も思ったほど高くないので、なかなか快適です。(^^)
潮風に吹かれて気持ちは良いのですが、肝心のカンパチが一向にヒットしません。 開始から2時間程度経過しましたが、3人とも本命はノーヒットです。 何か所かポイントを移動したところで、本日の初ヒット！ 「ギュイーン」という感じの強い引きで、ロッドが根元から曲がります。 この引きはたぶんアレだろう、と期待しつつ巻き上げてくると、ヒットしたのは待望のカンパチでした。 水面から抜きあげようとしたところ、あろうことかフックからポロっと外れてさようなら．．．。 貴重な1匹を無駄にしてしまいました。(;_;) どうやら、抜きあげるのが早すぎたようです。 1匹目を逃がしてしまいましたが、とりあえず本命がヒットしたので、ずいぶん気が楽になりました。 次のポイントでは、ジグを底まで落とし、数回巻き上げた所でガツンとヒット！！ 今度は逃すまいと、十分弱らせてから、少し慎重に抜きあげて無事キャッチ。
ヒットしたのは、丸々と良く太ったカンパチでした。(^^) サイズは40cmちょっとですが、もう一回り大きく感じられます。 船中では、トモの人にもカンパチのヒットがあった模様。 ジアイを逃してなるものかと、釣った魚をバケツに放り込み、すぐにジグを投入。 すると、2匹目が連続ヒット！ 1匹目と同じくらいの良型です。 今度は気持ちに余裕ができたので、引きを楽しみながら取り込みます。 ふと気が付くと、私が釣っている隣で、しえらさんが私の1匹目を〆ていました。 人に魚を〆させて、自分は釣りを楽しむとは、なんという贅沢でしょう。(^o^) （しえらさん、申し訳ないm(_ _)m） このままヒットが続くかと思ったのですが、残念ながらその後は反応がパッタリと止まります。 どうも、群れが小さいか、活性が低いようです。 その後も場所移動を繰り返しますが、なかなかヒットがありません。 また、魚の付いているポイントがかなり狭いらしく、1回巻き上げるとすぐに「はい上げて～」で場所移動となり、慌ただしくて仕方ありません。(^^; やがて、だんだんと夕刻が近づいてきました。 この時点では、しえらさん、和幸さんとも、ツバスなどのヒットはあったものの、本命のカンパチはまだノーヒットです。
あるポイントで、和幸さんが根掛かり。 幸い、ジグが外れたようで、リールを巻いていると、何故かロッドが大きく曲がっています？！ なんと和幸さんに本命がヒット！ しかも、まずまずの良型カンパチです。 なかなか珍しい釣れ方なので、和幸さんも苦笑いです。(^^ゞ まもなく、しえらさんにもカンパチがヒット。 これで3人とも本命が釣れたので一安心です。(^^) やがて日も西に傾き、辺りが薄暗くなってきました。 大きく場所移動し、今度はやや浅いポイントです。 ジグを投入し、水面まで巻き上げてくると、ジグの後ろに10匹くらいのカンパチの魚影が！ 水面からジグを上げると、勢い余った魚が飛び上がってきましたが、惜しくもヒットせず。 もうアドレナリン出まくりです。 このドキドキ感が、私がハマッた理由の一つでもあります。 すぐにジグを落とし、もう一度巻き上げると、またもやカンパチがチェイス。 なかなか喰わないので、ロッドでジグを水平に動かすと、水面直下でヒット！ 最初の2匹より少し小さい、35㎝程度のカンパチでした。 その後は3人とも連続ヒット！！ ここからは、しえらさん、和幸さんとも本領発揮で、手返しよくヒットを続けていきます。 すぐにヒット数は3人とも同じくらいになりました。 時間にして15分程度でしょうか、短いジアイが終わる頃には、周囲はすっかり暗くなっていました。 船長の合図で釣りを終了し、港へと向かいます。
昼間の釣れない時間が長く、夕方のジアイも短かったので、釣果は二桁に届きませんでしたが、久々にカンパチの引きを堪能できたので、十分満足して帰途に着きました。 しえらさん、和幸さん、今日はお疲れ様でした。 次回もまたご一緒しましょうね。(^^)/~~~
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