| 今回は宮川下流へ釣行しました。 ８月は色々と予定があり、なかなか釣りに行けなかったので、ちょうど３週間ぶりの釣行です。 13日夜から14日にかけ、県内は警報が出るほどの大雨となりました。 ちょうど家族で荘川方面に出かけていたのですが、車窓から見た庄川上流や長良川は結構増水しており、釣りはちょっと厳しそうな感じです。 しかし、アメダスのデータを見ると、奥美濃方面に比べ、高山方面の降水量は少なく、河川の増水も少ないようです。 前回の釣行では宮川本流の渇水が酷く、本命ポイントが干上がっていたため、思うように竿を出す事ができませんでした。 今回はぜひともリベンジしたい所ですが、果たしてどうなることでしょう？ 自宅を2時半に出発して目的地へ向かいます。 今回は高速1,000円割を活用し、自宅近くのICから高山ICまでフルに高速を使ったので、とても楽チンです。(^^) 高山市外を抜け、古川町あたりで夜が明けてきたので、宮川の様子を見ると、結構増水しており、濁りも入っているような感じです。 本命ポイントは、上流の水量より、途中にあるダムの放水に大きく影響されるので、あまり気にせず目的地へと向かいます。 しかし、最初のポイントに近づくと、普段放水していないダムから放水があり、本流は泥濁りになっているではありませんか！？ 案の定、予定していたポイントは濁りと増水が酷く、とても竿を出せそうにありません。 （なんでこーなるの(T_T)）
前回は大渇水、今回は増水と、今年は釣行タイミングが外れてばかりです。 仕方ないので、本流での大物狙いは諦め、支流で小物を狙う事にしました。 次は支流の小鳥川に移動しました。 幸い、こちらは若干増水している程度で濁りも無く、釣りには問題無さそうです。
まず、昨年同時期の釣行で好調だった区間に入ってみました。 ここには前回も入っていますが、そこそこヒットがあったので、今回も期待しています。 しかし、今日はどういう訳か魚の反応が乏しく、ほとんどヒットがありません。 少し場所を変えて、ようやく1匹目がヒット。 8寸弱のイワナでした。 その後間もなく、2匹目がヒット。 今度は少しサイズアップして、9寸ほどのイワナです。
どうにか魚の顔は見れましたが、この区間は魚の反応が悪いので、早々に諦めて別な区間に移動しました。 次は、中流部のやや川幅のある区間に入ってみます。
開始後間もなく、8寸強のイワナがヒット。 すぐ隣のポイントでも、また同サイズがヒット。 この区間はなかなか反応が良いみたいです。(^^)
ここでは、7寸から8寸程度のイワナやヤマメ、ニジマスがコンスタントにヒットします。 ただ、釣れる魚の半数程度が成魚放流物で、居付きの魚があまりヒットしません。 宮川下流では、8月になっても成魚放流があり、ちょうど前日が最後の放流だったようです。 何箇所か場所移動しましたが、どの区間でもそこそこヒットがあり、14時頃にはキャッチ数は20匹となりました。 内容はともかく、この時期にこれだけヒットがあれば、私としては上出来でしょう。 そこそこ満足したので、納竿して帰途に付くことにしました。 このまま素直に帰るのももったいない（？）ので、今回は天生峠（あもうとうげ）を越えて、白川郷経由で自宅に戻る事にしました。 飛騨市川合町と白川村を結ぶ国道360号線は、道幅が狭く、ヘアピンカーブが連続する難所として有名です。 冬季は積雪で閉鎖している事もあり、私は約20年前に一度しか通った事がありませんでした。 前回はすれ違う車も殆ど無かったような記憶でしたが、今日はお盆の最中のためか、私と同じような物好き（？）が沢山居るようで、対向車がやたら多く、運転するのが大変です。(^^; ようやく天生峠を越えると、白川郷側の道はさらに狭く、運転を誤ると谷底に落ちそうです。
さて、白川郷に着いて、庄川本流の様子を見ると、こちらも大増水かと思いきや、なんと水量は平水か、むしろ減水しているくらいです。 こんなことなら、最初から庄川に来れば良かった、と悔やんでも後の祭り。 どうして今年は読みが外れてばかりなんでしょう？(T_T)
川には数人の釣り人の姿がありましたが、この状況を見れば、このまま竿を出さずに帰る訳には行きません。 この時期の庄川本流は、もう水温が上がっているので期待薄ですが、これまで満足に竿を出していないので、そんな事はお構いなしに、大急ぎで支度して実釣開始です。 最初のポイントでは、7寸ほどの綺麗なヤマメがヒット。 同じポイントで、今度はイワナがヒット、とおもいきや、元気良くジャンプ！？ ニジマスかと思ったのですが、それは8寸ほどのブラウントラウトでした。
おそらく、ニジマスなどに混ざって放流されたのでしょう。 最近はあちこちの渓流でブラウンなどの外来魚が釣れる話を聞きますが、管理釣り場ならともかく、自然の渓流はあまり多国籍化しないで欲しいものです。 その後、17時頃まで粘りましたが、この時期お約束（？）の稚魚の猛攻に遭い、まともなサイズは出ませんでした。 朝一から庄川で狙っていれば、結果は違ったかもしれませんが、まあ仕方無いでしょう。 日も傾いて来たので、今度こそ本当に納竿して帰途に着きました。 宮川下流のリベンジは、また次回にお預けです。 |
