10月3日 越前海岸 (福井県南越前町)

今回は福井県の越前海岸へイカ釣りに出かけました。

福井方面へのイカ釣りは、これまでに2回釣行していますが、1回目(5年前)はボーズ、2回目(2年前)は小さいアオリイカ1杯という貧果に終わっています。
今回こそ雪辱を晴らしたいところですが、果たしてどうなるでしょう?




越前海岸はイカ狙いの釣り人が非常に多く、昼間は釣れる気がしないので、今回は深夜から現地入りして半夜釣行の予定です。

しかし、今週末は低気圧が通過するため、金曜夜から大雨の予報。
小雨程度ならなんとかなりそうですが、大雨の夜釣りはちょっと気が引けます。
土曜日の朝には回復するとの事だったので、早めの回復を期待して、日付が変わる前に自宅を出発しました。

出発前には止んでいた雨が、福井県に入った頃から降り始め、目的地に付く頃には本降りに。(^^;
釣りをする気力が萎え萎えになったので、雨が止むまで仮眠する事にしました。

4時頃に目を覚ますと、雨はまだ少しパラついていますが、雲が切れて月が見えています。
まだ眠いので、このまま朝まで寝ようかとも思いましたが、意を決して釣り場まで移動し、レインウェアを着込んで実釣開始です。

最初のポイントは普段は釣り人が多い場所ですが、今夜は天気が悪いせいか、幸いにも先行者の姿はありません。
これはラッキーと、早速エギを投げますが、どういう訳か全く無反応。
時々釣れるのは海草ばかりです。
少しづつ場所移動しながらエギを投げ続けますが、相変わらずノーヒット。
1時間ほど粘りましたが、一向に釣れないので、諦めて場所移動する事にしました。

5時頃になると、辺りが少し明るくなってきました。
次のポイントでは、先行者が二人居たので、すこし離れた場所に入ります。
しばらくして、左側で釣っていた人にヒット。
離れているので良く見えませんが、割合型の良いアオリイカのようです。

アオリイカが居る事は判ったので、次は自分の番だと気合を入れてエギを投げ続けますが、相変わらず反応無し。
そのうち先行者が移動していったので、空いたポイントに竿を出してみますが、やはりノーヒット。

やがて日も昇り、日の光が差してきました。
今日は雲も少なく、とてもよい天気です。
天気は良いのですが...。

次に移動したポイントでは、あちこちに釣り人の姿があります。
餌釣りの人も多いのですが、半数程度は私と同じ
エギンガーです。

空いている場所に入ってエギを投げていると、私のすぐ隣にエギンガーが入ってきました。
混んでいるから仕方ありませんが、自分の射程内にエギを投げられるのは、あまり気持ちの良いものではありません。
しかも、なんと1投目でアオリイカがヒット!(なんでそーなる(^^;)

良く見ると、とても小さいエギ(2号くらいか?)を使っているようです。
私はあまり小さいエギを使うのが好きでは無いため、今日も3号のエギを投げていましたが、背に腹は変えられないので、手持ちで一番小さい2.5号のエギに変更です。

隣のエギンガーは、1杯釣ったらもう移動していったので、なんて効率の良い釣りだと、変に感心してしまいました。
しかし、私には相変わらず海草しか釣れません。(T_T)

その後、2箇所ほどポイントを移動しましたが、相変わらずノーヒット。
こりゃ今日はボーズだと諦めかけた頃、竿先を引っ張るはっきりとしたアタリ。
慌ててアワセを入れると、海草とは違う生物の引き!

これは逃すまいと慎重に取り込むと、釣れたのは胴長18cmのアオリイカでした。
これでなんとかボーズは逃れることができそうです。(^^)
アオリイカ(胴長18cm、約350g)

とりあえずイカが釣れたので一安心です。
早めに昼飯を済ませて次のポイントへ移動しましたが、どこも釣り人が多い上に、ドピーカンの日中では釣れる気がしません。
そのうち風が強くなり、釣りにくくなってきたので、正午すぎに早々と退散する事にしました。

最後に入ったポイントでは、足元に直径が60cmくらいのエチゼンクラゲが浮いていました。
今年は
エチゼンクラゲが多いらしく、砂浜にも打ち上げられています。
釣りには少し邪魔な程度ですが、漁師さんには大迷惑なのでしょう。
波間に漂うエチゼンクラゲ

結局、今回もアオリイカ1杯という貧果に終わってしましました。
どうも福井方面のイカ釣りとは相性が悪いようです。(というか、私が下手なだけ(^^;)

概況
天候 雨 のち 快晴
気温 5時:20℃
12時:25℃
水温 約22℃JADE水温図による
釣れた魚と大きさ アオリイカ:胴長18cm(約350g)
ヒット数 アオリイカ:1杯
使用ルアー ヤマシタ:エギ王Q 2.5号
 
 
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