| 今回は宮川水系へ
釣行しました。 宮川水系に釣行するのは6年ぶりのことです。 少しゆっくりめに出発したので、現地には6時過ぎに到着しました。 今日は天気が悪く、朝から雨がパラついています。 川の様子を見ると、最近しばらく雨が無かったせいか、やや減水気味です。
支度を済ませ、実釣開始です。 ルアーのスイムチェックをしていると、後ろから餌釣り師が入ってきて、挨拶もなしに私のすぐ隣に竿を出そうとしています。 少しムッとしながら、足早に上流に移動しました。 川岸には足跡がびっしりと付いており、GW中にはかなりの釣り人が入ったようです。 ルアーをキャストすると、一応魚の反応はあるのですが、チェイスしてくるのは小物ばかり。 1時間ほど遡行したものの、5寸にも満たないチビヤマメや6寸程度のイワナが数匹釣れただけです。
6年前の同じ時期、こ の区間に釣行したときは7〜8寸のイワナが結構釣れたので、そのときのイメージが頭に残っているのですが、今日はまったく違うので少 々困惑気味です。(^^ゞ 一度車に戻り、上流へ移動しましたが、入渓ポイントには既に先行者の車が何台も停まっており、もう入る場所が無いほどです。 仕方ないので、この川は諦めて別の支流へ移動する事にしました。 次は宮川支流の川上川（かおれがわ）に移動しました。 この川は、やたらニジマスばかり大量に放流するので、場所によってはニジマスしか釣れなかったり、上流部まで2面護岸が続き、お世辞にも渓相の良い川とは言えないため、これまで長いこと敬遠してきました。 そのため、 川上川に釣行するのは1999年の6月以 来となり、実に9年ぶりのこととなります。 この地方では2004年秋に台風23号の影響で洪水となり、甚大な被害に見舞われました。 台風から3年以上経っていますが、あちこちで災害復旧工事がまだ続いています。 川上川もかなり増水したのでしょう、驚いたことに川の様子がすっかり変わっています。 大石などもほとんど流されて平坦になり、まるで用水路のようです。 とても釣りが出来る雰囲気では無いので、上流へ場所移動する事にしました。
しばらく移動すると、護岸工事が終わり、なんとか釣りができるような感じになってきたので、試しに入渓してみることにしました。
ルアーをキャストすると、意外にも魚の反応が良く、8寸前後のヤマメが立て続けにヒット！ これはなかなか期待できそうです。(^^)
その後もコンスタントにヒットがあり、1時間ほどで二桁釣果となりました。 ただ、イワナは6〜7寸の小物が多いので、なんとかサイズアップしたいところです。
遡行を続けると、徐々にヤマメのヒットが少なくなり、イワナばかりになってきました。 しかし、相変わらずサイズは小さいまま。 この区間に大きなイワナは居ないのだろう、と油断していたら、落込みの下から確実に尺以上あるイワナがルアーをチェイス！ 足元でフッキングしたものの、掛りが浅かったのか痛恨のバラシ。 なんとも惜しいことをしてしまいました。(T_T) その後は、また6〜7寸のイワナしか出なくなったので、一度退渓して場所移動する事にしました。 昼食を済ませたのち、後半戦スタートです。 上流へ移動しましたが、だんだんと釣り人の数も増えてきて、思うように入渓できません。 空いている場所に入っても、朝から先行者に釣られた後なのでしょうか、魚の反応が悪くなってしまい、ヒット数が伸びなくなりました。 さらに上流へ移動すると、また護岸工事された区間が現れました。 川が一直線になってしまい、以前がどんな渓相だった思い出せないほど様子が変っています。 川底には人為的に石が並べてあり、まるで釣堀のようです。(^^ゞ 少し竿を出してみましたが、小物イワナが数匹釣れたのみでした。
さらに上流へ移動しましたが、あまり状況は変りません。 午後3時を過ぎ、そろそろ納竿予定の時間が迫ってきたので、もう一度下流へ戻ってみることにしました。 最初に入渓した地点より少し下流に入ったところ、ようやく良型のイワナがヒット！ サイズは9寸弱とそれほど大きい訳ではないですが、朝から小物ばかり釣っていたので、一瞬尺イワナかと思ったほどです。(^^ゞ この1匹で満足したので、気持ちよく納竿し、帰途に着きました。
久しぶりの川上川でしたが、ニジマスは1匹も釣れなかった上、小物中心ながらイワナはそこそこ数が出たので、なかなか楽しい一日でした。(^^) 相変わらず渓相はイマイチですが、これだけイワナが釣れるのなら、敬遠する事も無いでしょう。 近いうちにまた釣行するかもしれません。 |
