| 今回は木曽川水系へ釣行しました。 禁漁まであと１０日となりましたが、今週末、来週末ともに予定が入ってしまい、釣りに行けない事が判ったため、平日に仕事をサボって(^^ゞ、今シーズンの釣り納め釣行となりました。 今年は残暑が厳しく、９月後半になっても、連日30℃を越す真夏日が続いています。 おまけに雨もあまり降っていないので、渇水でどこの渓も状況は芳しくないでしょう。 夜明け頃に現地に着くと、気温は19℃もあり、この時期としては異常なくらい暖かい朝です。 今日も天気は良く、日中はかなり暑くなりそうです。
さて、今日は単独釣行ということもあり、クマが怖いので、比較的道路から近い場所に入ることにしました。 最初に入った支流では、心配していた渇水もなく、水量はほぼ平水です。 ここは道路から流れが見えるため、入渓者も多いのですが、今日は平日と言うこともあり、先行者の姿はありません。 朝食を取りながらのんびりと準備を済ませ、実釣開始です。
もともとこの区間はあまり釣れないうえ、この時期ではかなり期待薄です。 ルアーをキャストしても、予想通り魚の反応は殆どありません。(^^ゞ それでも、小場所を丁寧に探っていくと、6寸くらいのイワナがヒット。 型は小さいものの、とりあえず魚が出て一安心です。(^^)
その後も、相変わらず反応は渋いのですが、7寸弱のイワナがポツポツとヒットするようになりました。 小物中心とはいえ、釣れるのと釣れないのでは大違いです。 この調子なら、殆ど釣れなかった前回のリベンジ、とまではいかなくとも、そこそこは楽しめそうです。(^^) やがて、予定していた区間の最終ポイントになりました。 ルアーをキャストすると、ラインがフックに絡まったようで、ルアーがクルクル回ってしまいます。 急いで回収してルアーをピックアップすると、足元からいきなりイワナがルアーにアタック！ しかし、残念ながらこれはヒットせず。(^^; 結構な良型だったので、少し残念です。 その後、7寸程度のイワナを1匹追加したのち、一度退渓して車に戻りました。 次は、西野川の上流部（旧開田村）へ移動しました。 ここは民家に近いため2面護岸で、渓相もチャラ瀬続きで変化に乏しく、普段ならまず竿を出す気にならない場所ですが、昨年の最終釣行で初めて竿を出した際、結構良い思いをした事があります。 さて、今年も同じように釣れるでしょうか？
チャラ瀬続きでポイントらしいポイントがありませんが、石の影や小さな深み、小堰堤などを探っていくと、所々から魚影が走ります。 しばらくすると、8寸弱のイワナがヒット。 ようやく普通サイズが釣れました。(^^) 次のポイントでは、白泡の下から9寸クラスのイワナがヒット！ しかし、強引に抜き上げたのがまずかったのか、魚はあらぬ方向へ飛んでいき、そのまま空中リリース。 またしても良型に逃げられてしまいました。(^^; 次は、7寸程度のタナビラ（アマゴ）がヒット。 小さいけれど、なかなかプロポーションの良い魚です。(^^)
その後も、とにかくポイントが少ないため、どんどん上流へ遡行していきます。 嬉しい事に、各ポイントには殆ど魚が入っていて、7寸程度のイワナが順調に釣れます。 数は出たので、1匹くらい良型が欲しいと思っていると、少し大きめの堰堤に遭遇。 ルアーをキャストすると、後ろから良型イワナのチェイス！ 何度か失敗したのち、ようやくそのイワナがヒット。 サイズは25cmあり、ようやくまともなサイズが出たので大喜びです。(^^)
正午を過ぎると、暑くてたまらなくなってきました。 そこで、一度退渓して車に戻り、昼食を取ってしばし休憩です。 今日は7寸前後が中心で、少しサイズは小さめですが、数は十分釣れたので、もうすっかり満足してしまいました。 もう帰ろうかとも思いましたが、まだ少し時間が早いので、どこかの支流を探ってから納竿する事にしました。 次の支流は、かなり規模の小さい沢で、頭上を木の枝が覆っているため、日中でも涼しい釣りが楽しめます。 小物の反応を楽しみながら、200mほど遡行したところで、そろそろ帰ろうかと思いつつルアーをキャストすると、いきなりゴンゴンという重々しい手ごたえが！？ なんと、40cmを越すような大イワナがヒットしているでありませんか！ 足場が高く、ランディングネットが届かないため、一度岸にずり上げました。 やや強引に岸に上げたところ、イワナが暴れたのでラインが切れ、イワナが再び流れの中へ！！ こりゃイカンと川に飛び込み、ランディングネットで掬おうとしたところ、”グニャッ”という嫌な感触が？？ なんと、あろうことかランディングネットのフレームが折れてしまったのです。 そして、イワナは私の横をすりぬけ、流れへと消えて行きました．．．。（泣） このランディングネットは、フレームが竹で出来ているため、軽くて気に入っているのですが、4〜5シーズンくらいで劣化し、ちょっとした衝撃で折れてしまいます。 これは既に4シーズン目に入っているので、そろそろ折れてもおかしくはないのですが、何の予兆も無かったため、買い換える予定もありませんでした。 それにしても、よりによってこんな時に折れなくても．．．。(; ;) しばし呆然として、その場に立ちすくんだのは言うまでもありません。
さて、これで今シーズンの渓流釣行は終わりとなります。 最終釣行で大物を釣って、優秀の美を飾りたいところでしたが、世の中それほど甘くはないようです。（そういえば、去年の釣り納めでも同じような事をがあったなあ(^^;） 今シーズンは、春先までメバル釣りにハマっていたため、少しスタートが遅れてしまいました。 ダム湖の大物狙いは不発でしたが、6月から8月にかけては、増水などに悩まされる事が多かったものの、サイズ、型ともに恵まれ、結構充実したシーズンでした。 また、新たな仲間と知り合えたのも大きな収穫です。 今年もたっぷり楽しませてくれた渓に感謝です。 来シーズンもよく釣れますように。(^^)
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