| 今週も週の後半に雨が降り、宮川が増水しました。 9月10日で宮川は禁漁となるため、本当は宮川に行きたかったのですが、金曜夕方の時点で打保ダムの放水量が80t/秒もあり、釣りが難しい状況だったので、止む無く断念。 百瀬川付近はあまり雨が降っていないようなので、今回も百瀬川に釣行することにしました。 前回の釣行はお盆休み明けという事もあり、あまりぱっとしない結果でした。 今回はサイズアップを期待したいところですが、さてどうなるでしょう？ 自宅を2時過ぎに出発。 今回も自宅を出るときから雨でしたが、白川郷を過ぎた頃から少しづつ雲が切れてきました。 目的地には6時頃に到着。 百瀬川に入る前に、利賀川にちょっと寄り道。 いつものポイントに入ろうとすると、今日は運悪く先客の姿があります。 そのルアーマンは入渓地点から上流へ移動していったので、私はもっと下流からスタートする事にしました。 川の様子を見ると、水量は平水より10cmくらい増水している程度で、少し濁りが入っていますが、釣りには問題無さそうです。 水温は15℃でした。
前回の釣行ではオロロに悩まされたので、今日は「おにやんま君」を使ってみることにしました。 数年前から話題になっていて、虫除け効果があると言われるアレです。 半分シャレのつもりですが、前回の釣行でトンボの多い区間ではオロロが少ない事に気付いたので、もしかしたら有効かも知れません。
しかし、今日はオロロの姿が殆どありません。 前回の釣行で20匹以上のオロロに取り囲まれた地点でも、オロロが全く出てこないのです。 どうやら、既にオロロの季節は終わってしまったようです。(^^; 「おにやんま君」の効果の検証は、来期に持ち越しになってしまいました。 肝心の釣りの方は、最初のポイントから順調（？）に15cmくらいの稚魚サイズがヒットします。 チビばかり釣れて、まともなサイズはさっぱりヒットしません。 じきに先客が入った地点に着いてしまったので、利賀川は30分程で切り上げ、百瀬川に向かいました。 百瀬川には7時頃に到着。 前回と同じポイントからスタートしようとすると、こちらも運悪く先客の姿が。 様子を見ていると、川から上がって行ったので、後追いでも良いかとそのまま入渓することにしました。
百瀬川も平水より10cm程度増水していますが、濁りはありません。 水温を計ると14℃でした。 ルアーをキャストしますが、魚の反応はさっぱり。 先客の後追いでは仕方ないかと、遡行を続けます。 しばらく我慢の遡行を続けますが、相変わらす魚の反応はさっぱり。 今日はこの区間はダメかも、と思い始めたころ、ようやく1匹目がヒット。 サイズは25cmくらいです。 写真を撮ろうとすると、急に暴れ出し、ネットから飛び出てさようなら。(^^ゞ 引き続き遡行していくと、2匹目がヒット。 21cmくらいと小さめですが、とりあえず写真撮影。
その後、しばらくすると、また25cmくらいのイワナがヒットしましたが、これも写真撮影失敗。(^^; やがて予定していた地点まで遡行したので、退渓して車に戻ります。 今度は上流部に移動しました。 これまであまり上流部には入りませんでしたが、地図を見ると結構奥が深い川なので、今日は少し足を伸ばしてみるつもりです。 未舗装の林道を登っていくと、堰堤で取水されていて、そこから上流は少し水量が復活しています。 とりあえず入渓してみることにしました。
かなり上流部でも、平坦で変化の無い渓相が続きます。 これまであちこちの渓流へ行きましたが、こんな川は初めてです。 大きな砂防堰堤が幾つもあるので、土砂の流出が多いのでしょう。 とりあえずルアーをキャストすると、一応魚の反応はありますが、殆どが20cm以下の小さいイワナばかりで、まともなサイズはなかなか出てきません。 最初の区間はすぐに堰堤があって迂回できなかったので、一旦引き返して車に戻り、さらに上流へ移動します。 次の区間もイワナの反応は良いのですが、釣れるのは相変わらず20cm以下の小さいイワナばかりです。 しばらく遡行すると、やっと山岳渓流らしい渓相になってきました。
しかし、この写真のポイントでも、釣れたのは18cmくらいのイワナ1匹のみ。(^^ゞ 良さそうに見るのですが、淵が土砂で埋まっており、見た目より水深がありません。 さらに遡行を続けると、急に魚の反応が良くなってきました。 あるポイントでは、3匹くらいのイワナがルアーを追いかけてきます。 しかし、いかんせんサイズが小さく、どれも20cm程度しかありません。 やがて、また堰堤で遡行出来なくなったので、退渓して車に戻りました。 昼食を済ませたあと、今度は集落より下流に入ります。 さっきまで良い天気だったのですが、12時を過ぎると急に雲行きが怪しくなってきたので、合羽を着て川に入ります。 下流部は結構増水していて、押しが強いので遡行するのがちょっと難儀です。 こちらも稚魚サイズしか釣れないので、一旦車に戻って場所を変えようとしたところ、急に強い雨が降ってきました。 前も見えないくらいの土砂降りです。 これは困ったと、車の中で様子見していたのですが、眠くなってきたので、ちょっと昼寝。 やがて雨音が弱くなったので、起きて川の様子を見ると、一気に増水して泥濁りになっていました。(^^;
これではとても釣れそうにないうえ、なにより増水して危ないので、ここで納竿して帰途につきました。 今回は一応釣れたものの、平均サイズが小さく、かなり残念な結果に終わりましたが、これまで入ったことの無い上流部に竿を出せたので、まずまず楽しめました。 急な雨で早々と退却する事になったのは残念ですが、まあ仕方ありません。 もうじき今期の渓流釣りも禁漁となります。 次回は多分最後になるので、もうちょっと釣れますように。 |
