| 今回は三重の友人W氏に誘われて、K氏と3人で南伊勢町の筏でアオリイカを狙いに行きました。 私はこの時期にアオリイカを狙うのは初めてです。 前回の釣行では、近くのカセからアジ餌で狙っていた人はそこそこ釣れていたことと、この時期のエギングはなかなか釣れないと聞いていたので、今回はアジの泳がせ釣りに挑戦してみる事にしました。 なんとか1杯くらいは釣りたいところですが、さてどうなるでしょう？ 今回もコロナ感染のリスクを減らすため、現地集合・現地解散です。 前日夜に自宅を出発し、高速のPAで翌朝まで仮眠。 26日の3時に起床して目的の漁港へ出発しました。 目的の漁港には4時20分頃に到着。 友人二人は一足先に漁港に着いており、W氏は漁港内でアジを狙っています。 うまくすればアオリイカの餌を確保できるのですが、残念ながらアジはまわっていなかったようです。 受付を済ませ、5時頃に出船。 この時間には、もうすっかり明るくなっていました。 今回も初めて乗る筏です。 磯に近く、水深もあってなかなか良い感じです。
早速タックルを準備して実釣開始です。 私とK氏はエギング、W氏はアジの泳がせ釣りです。 エギをキャストしてボトムまで沈めますが、今日は大潮なので潮の流れが早く、いつまで経ってもラインがどんどん出ていくので、着底が全然判りません。(^^; とりあえず適当な所でラインを止めてシャクリますが、エギが潮に流されてしまい、何度シャクってもちっとも手前に寄って来ないのです。 これは釣りにくいなと思いつつ、ひたすらエギをキャストしますが、イカの反応はさっぱり。 2時間くらい粘りましたが、全く釣れる気配が無いので、ここでアジの泳がせ釣り釣りを始める事に。 今回使うのは浮きを使ったアジの泳がせ釣り仕掛けです。 活きアジを使ったアオリイカの釣りはヤエンがメジャー（？）ですが、初心者にはちょっとハードルが高そうなので、今回は止めておきました。 仕掛けを準備してアジを付けようとしたところでトラブル発生！ アジを掬うタモにイカリ針が絡まってしまい、針を外そうとしているうちにイカリ針がバラバラになってしまいました。 いきなり仕掛けを1個ロストです。(^^; 気を取り直して仕掛けを交換し、アジを投入。 まだ潮の流れが早いので、浮きはどんどん流れて行きます。 カワハギの餌釣り仕掛けも準備して、五目釣りもスタート。 エギングはちょっと休憩です。 浮きを見ながら餌釣りをしていると、10cmくらいの小さいスズメダイがヒット。 その後もスズメダイが続けてヒット。 この場所はスズメダイが多いようです。 しばらくすると、浮きが引き込まれて見えなくなりました。 これはアオリが釣れたかも、と期待しながらアワセたのですが、残念ながら空振り。 餌のアジが外れてしまいました。(^^; 再びアジを投入してしばらくすると、また浮きが引き込まれます。 今度はラインを巻き取って、ロッドに重みを感じてからアワセると、今度はヒット！ しかし、なんだかイカとは違う引きです。！？ 釣れたのは、31cmのオオモンハタでした。(^^ゞ
餌釣りをしていたW氏に、派手な色のハゼのような魚が釣れました。 試しに私も同じ方向に仕掛けを入れてみると、同じ魚がヒット。 後から調べたところ、トラギスのようでした。
元の場所に戻って仕掛けを入れると、今度は15㎝くらいのカサゴがヒット。 その後もカサゴはヒットするのですが、大きくても18cmくらいで、小さい魚ばかりです。
10時頃には流れが変わり、沖のほうに流れるようになりました。 今度は朝より流れが急になり、餌釣りも重りを増やさないと底が取れません。 アジの浮きもどんどん沖に流れていき、少し目を離しただけで見失うほど遠くまで流れていってしまいます。(^^; リールの糸も全部出てしまうので、一旦仕掛けを回収して浮きを手前に戻し、再び流すことを繰り返しますが、アオリのアタリもありません。 正午過ぎには潮の流れが止まったので、エギングを再開。 しかし、ひたすらシャクっても全く反応がありません。 午後2時頃に浮きが引き込まれたので、ラインを巻き取ってみると、ロッドがグイっと引っ張られる感触。 これは掛かっているかも、とアワセを入れますが、またまた空振り。(^^; 3時頃になると、再び浮きが引き込まれます。 ラインを巻き取ってみると、アジが泳いでいる感触はあるのですが、ロッドが引き込まれる事はありません。 今度は空振りしまいと、その状態でしばらく待ってみたのですが、状況が変わりません。 待ちきれなくなってアワセると、今度は根掛り。 仕掛けが切れてしまいました。(;_;) もう予備の仕掛けが無いので、K氏から仕掛けを借りて再び参戦。 4時頃になると、再び潮の流れが変わりました。 湾奥側に仕掛けを流していると、しばらくして浮きが見えなくなりました。 ラインを巻き取ると、ロッドが強く引き込まれます。 これは間違い無いだろうとアワセるとヒット！ 今度はイカらしい引きです。 慎重に寄せてくると、800gくらいありそうなアオリイカでした。 しかし、触腕1本しか掛かっていません。 ネットで掬おうとした瞬間、ジェット噴射で針が外れてさようなら。 あと少しの所で取り逃がしてしまいました。(^^; もう１杯釣れるかもと、急いでアジを投入しますが、時間切れで終了。 結局、アオリイカは1杯も釣れませんでした。 Wさん、Kさん、今日はお疲れさまでした。 アジも投入したのに、アオリイカが1杯も釣れなかったのが残念です。 やはりこの時期は難しいですね。 次回筏に乗るのは秋にしましょう。(^^ゞ |
