| 今回は富山県の庄川支流へ釣行しました。 令和2年7月豪雨の影響で、県内の河川はまだ増水が続いています。 そのうえ、今年は梅雨明けが遅く、7月後半になっても雨模様の日ばかりなので、これも水位が下がらない原因でしょう。 本当は宮川下流に釣行したかったのですが、本流は増水＆泥濁りで釣りはちょっと厳しそうな状況です。 しかし、利賀川やその周辺では先週からあまり雨が降っておらず、水位計の数値ももほぼ平水が続いています。 とはいえ、利賀川には3回続けて釣行しており、通行止めで入れない区間を除き、大体の区間に竿を出したので、少し飽きてきました。(^^ゞ そこで、今回は利賀川と同じ庄川漁協の小渓流を探釣してみるつもりです。 目的地には6時頃に到着。 前回の釣行に続き、今回も雨の釣行となってしました。 道中では結構降っていましたが、幸いにも今は雨が止んでいます。 急いで準備を済ませ、実釣開始です。 この支流は、前回の釣行で下見した際は増水＆泥濁りでしたが、今日は濁りはなく、水位もおそらく平水程度でしょう。
ルアーをキャストすると、1投目から黒い影がチェイス、しかし途中でUターン。 もう一度同じコースを流すとヒット！ 釣れたのは23cmのイワナでした。
同じポイントにもう一度ルアーをキャストすると、今度は21cmのイワナがヒット。 これは期待できるかも、と思ったのですが、遡行するうちに魚の反応が無くなってしまったうえ、再び雨も降りだし、じきに本降りになっていまいました。 しばらく遡行すると、大きな堰堤（砂防ダム）で行き止まりになったので、一旦退渓し、今度は最下流部へ入ってみました。 そこにはあちこちに大きな倒木が転がっており、ポイントが潰れて釣りにくくなっています。
倒木は結構時間が経っている感じだったので、何年か前に大水があったのでしょう。 少し遡行しましたが、魚の反応は皆無。 この支流はハズレかもと、ガッカリしながら引き返して車に戻ります。 今度は同じ支流の中流部に入りました。 この支流は砂防ダムが多く、ほとんどが土砂で埋まっていて、平瀬が続く単調な渓相になっています。
こんな渓相では、まず釣れないだろうと思いましたが、とりあえずルアーをキャストすると、意外にも1投目からヒット。 釣れたのは22cmくらいのイワナです。 次のポイントでも、またイワナがヒット。 次のポイントでも、またまたイワナがヒット。 驚いたことに、この区間はイワナの魚影がとても濃く、どこに投げてもイワナがヒットするような状況です。 淵ではルアーに10匹くらいのイワナがワラワラッと群がってくるほどでした。 先ほどのガッカリはどこへやら、上機嫌でイワナの連続ヒットを楽しみます。(^^) しばらくするとヒット数は20匹を超え、18cm以下のノーカウント分を含めると、何匹ヒットしたか判らなくなってしまいました。 ただ、残念なことに魚のサイズが小さく、釣れるのは7寸前後の魚ばかりで、8寸以上は滅多に姿を見せません。 少し水深のある淵にミノーを投げると、ちょっといいサイズがヒット。 釣れたのは本日最大となる27cmのイワナでした。
ここで一旦退渓し、車に戻ります。 ちょうど雨が上がっていたので、早めに昼食を済ませ、次はさらに上流へ移動します。 すると、先ほど退渓した場所に釣り人が入っています。 そこから少し上流にも釣り人が入っていました。 さらに上流へ移動すると、水量がどんどん少なくなり、やがて川が完全に干上がってしまいました。(^^; もしやと思いながら車を進めると、上流に取水堰堤があり、そこで全量を取水しているようです。 取水堰堤より上流に入ってみましたが、魚の反応はさっぱり。 ここでこの支流には見切りを付け、別の支流へ移動する事にしました。 本当はもう1ヶ所別の支流に竿を出すつもりだったのですが、既に満足モードに入っていた事と、少し疲れも出てきたので、利賀川の豆谷ダム湛水域付近にちょっと竿を出してから帰る事にしました。 こちらは相変わらずニジマスの魚影が濃く、少しの区間を釣っただけで7匹ヒット。 サイズも9寸前後で、尺クラスも混じります。 先ほどまで小物ばかりだったので、かなりの大物に感じます。 これですっかり満足したので、納竿して帰途に就きました。 今回は初めて入った小渓流でイワナの連続ヒットを楽しむ事ができました。 サイズが小さかったのは残念ですが、これだけ魚影が濃い場所は滅多に無いので、贅沢を言ってはいけません。 私には貴重な癒しの場所になりそうです。(^^) |
