| 今回も宮川へ釣行しました。 渇水続きだった宮川も、6月27日の台風3号の影響で久々の増水となりました。 本当は6月30日に釣行するつもりだったのですが、まだ増水が収まっていないうえ、かなり雨が降る予報だったので釣行を断念。 その後、水位は順調に低下し、今週末にはちょうど良いくらいになるはずが、7月4日にまた雨が降ったので、宮川はまたまた大増水。(^^; どうしたものかと思案したのですが、水位が徐々に下がっていたので、運が良ければ午後には釣りができるかもと思い、釣行することにしました。 前回の釣行では、支流の小鳥川で放流ニジマスしか釣れなかったので、今回はもうちょっとマシな釣果を期待したいところです。 目的地には5時頃に到着。 天気はくもりで、今にも雨が降り出しそうです。 まだ宮川本流の水位が高いので、午前中は支流の小鳥川に入り、午後になって宮川本流の水位が下がってきたら本流へ移動する計画です。 小鳥川の様子をみると、宮川本流は50cm以上水位が高く、濁りも入っているのに、意外にも小鳥川は平水か、むしろ渇水気味です。
まずは、これまで毎回先行者があり、今期は一度も竿を出していない区間に向かいます。 幸い今日は釣り人の姿は無さそうなので、支度を済ませ実釣開始です。 1投目、いきなりヒット。 8寸くらいのイワナですが、取り込み中に岩に当たってポロリ。(^^ゞ 魚の活性は高そうなので、今日は期待できるかもと、期待しながら上流へ遡行していくと、100mほど上流に釣り人の姿が。(^^; どうやら、私とは違う場所から、ほぼ同時に入渓していたようです。 仕方ないので、引き返して車に戻り、別の区間に移動しました。 次の区間でも、最初のポイントで30cmくらいのニジマスがヒット、しかし、ジャンプ一発でルアーが外れてさようなら。 その直後、25cmくらいのヤマメがヒット、しかしこれも取り込み中にバラシ。 短時間に3匹もバラシてしまいました。(^^; 3週間ぶりの釣行なので、調子が狂ってしまったのでしょうか？ 少し上流のポイントで、ヤマメがヒット。 これは無事キャッチ。 22cmと小さめですが、綺麗なヤマメです。
ありがたいことに魚の活性は高く、殆どのポイントで7〜8寸前後のヤマメがルアーに反応します。 着水直後のルアーにアタックする魚や、水面から身を乗り出してルアーにバイトする魚もいて、まるでメッキのトップウォーターゲームのようです。 しばらく遡行したところで、少し大きい魚がヒット。 最初はイワナかなと思ったのですが、釣れたのは29cmの茶鱒でした。
その後も、ヤマメやニジマスの反応が続きます。 やがて予定してた区間が終わったので、一旦車に戻って場所移動しました。 次は、やや上流の区間に入りました。 ここも昨年7月の増水の影響が色濃く残っており、淵が砂で埋まっていたり、すっかり浅くなって平瀬が続くような渓相になっています。
最初のポイントでは、28cmのニジマスがヒット。 少し上流では、25cmのヤマメがヒット。 こちらも魚の活性は高そうです。
さらに上流へ遡行すると、渇水のせいか川底が茶色い苔で覆われるようになりました。 この区間は両岸が木々で覆われ、渓相も大淵あり瀬ありで変化があってロケーションは良いのですが、川底が茶色のヌルヌルではちょっと興ざめです。(^^ゞ
ここでも魚の活性は高く、活発にルアーに反応してくれます。 10時頃には、ヤマメ10匹、イワナ4匹、ニジマス3匹をキャッチ。 結構満足したので、予定していた区間の途中で切り上げて車に戻りました。 早めに昼食を済ませた後、ちょっと昼寝。 この頃になると天気が良くなってきましたが、風があるので、木陰で昼寝するにはちょうど良い具合です。 あまりに気持ちが良いので、1時間近くも昼寝してしまい、ふと気づくともう12時過ぎです。 打保ダムの放水量を確認したところ、毎秒50tとのことで、期待していたほど放水量は減っていません。 どうしたものかと思案しましたが、ダメ元で竿を出してみる事にしました。 最初に入ったポイントは、川幅いっぱいに流れが広がっており、実績ポイントにルアーが届きません。(^^;
一応竿を出してみましたが、魚の反応はさっぱり。 ルアーが届くのは普段は水が無い場所なので、まあ仕方ありません。 早々に諦めて場所移動です。 次は下流へ移動しましたが、さらに増水が酷くなるうえ、濁りもきつくなっていたのでパス。 上流へUターンです。 次に入ったポイントでは、結構増水しているものの、濁りは薄く、なんとか釣りになりそうです。
岸際や岩の裏など、流れの緩い場所を丁寧に探りましたが、残念ながらノーヒット。 最後に、もう一度小鳥川に戻り、午前中に竿を出さなかった区間に入ったところ、8寸前後のヤマメが2匹ヒット。 これで満足したので、午後5時に納竿して帰途につきました。 今回の釣行では、本流は増水で歯が立たなかったものの、支流の小鳥川では、この時期としてはまずまずの釣果となりました。 次回は本流が普段の水量に戻っていると良いのですが。 |
