| 今回はＷさんと宮川下流へ釣行しました。 昨年はＷさんの仕事の都合でご一緒できなかったので、宮川に釣行するのは2年ぶりになります。 本当は鮎の解禁日（6/25）までに釣行したかったのですが、今回は私の都合が合わず、6月最終週の釣行となりました。 宮川下流は相変わらず打保ダムが放水を止めており、ダムより下流では渇水と垢腐れが酷く、釣りには厳しい状況です。 このまま雨が降らなければ、違う川に変えようかと思っていたのですが、前日にまとまった雨が降り(※)、久々に打保ダムが放水を始めたので、目的地は宮川に決定。 平日とはいえ、鮎釣り師も大勢竿を出すことが予想されるので、ポイント選びには難儀しそうですが、これまで渇水で竿を出せなかったポイントも探れるので、釣果には期待できるかもしれません。 今回も東海北陸自動車道が4車線化工事で夜間通行止めのため、いつもよりちょっと早めの2時30分に自宅を出発し、R41を北上して釣り場に向かいます。 途中、車窓から宮川の様子を見ると、やや濁りが入っているものの、水量はちょうど良いくらいです。 しかし、目的地に近づくと急に濁りがきつくなり、いつもスタートするポイントは泥濁り状態。(^^; 仕方ないので、今回はパスして下流のポイントへ移動します。 次は、先週の釣行で先行者が居たので入れなかったポイントです。 先週より水量はやや増えているものの、こちらも泥濁りです。 どうしようかと思案しましたが、とりえず竿を出してみることに。
ここは車を止めた場所から500m以上離れているうえ、河原は草が生い茂って歩きづらいので、ポイントまでのアプローチは大変です。 今日は気温はそれほど高くないのですが、湿度が高いようで、少し歩くだけで額から汗が吹き出します。 水垢でヌルヌルになった岩で足を滑らせて転びそうになりながら、ようやくポイントに到着。 濁った淵にミノーをキャストしましたが、全く反応がありません。 さらに上流に移動しましたが、こちらも反応は皆無。 苦労してポイントまで移動したのに、全くの無駄足となってしまいました。(^^; （Wさんごめんなさい。m(_ _)m） ヘトヘトになって車に戻ると、まるで水でも浴びたように汗だくになり、髪の毛から汗が滴るほどでした。 次は下流に移動しましたが、ある区間を過ぎるとまだ濁りが入っておらず、先ほどとはうって変わって川の水は透き通っています。 これはラッキーと、早速実釣開始。
このポイントは、これまで先行者があったり、渇水が酷かったりで、今年はまだ1回も竿を出していません。 Ｗさんとは右岸と左岸に分かれて狙うことにしました。 右岸側を狙いながら下っていくと、やや水深のあるポイントでヒット。 釣れたのは9寸のニジマスでした。
ここでWさんと合流。 Wさんは7〜8寸のイワナが2匹ヒットしたとのこと。 （何故私にはニジマスしか釣れない(^^ゞ） 今度は、上流と下流に分かれる事にしました。 私は一旦車に戻って下流へ移動します。 川に降りてすぐのポイントで、今度は尺ニジマスがヒット。
その後は小さいウグイが2匹ヒット。 釣り下ってきたWさんと合流し、次のポイントへ場所移動です。 次は、広い瀬が続くポイントです。 8時を過ぎると、鮎釣り師が出勤してきて、あちこちで竿を出しています。 関東ナンバーの車も多く、この川の人気ぶりに改めて驚きました。
鮎釣り師の邪魔にならないよう、空いているポイントを探りましたが、残念ながらノーヒット。 早々に諦めて次のポイントへ移動です。 次のポイントも鮎釣り師が数人竿を出してしましたが、空いている場所に入ってみました。 ここではニジマスらしき魚を1匹バラシただけで、あとは小さいウグイが1匹。 さらに下流のポイントへ向かいます。 次のポイントは、前回比較的好調だったポイントです。 ここでもWさんと上流と下流に分かれて竿を出すことにしました。
私は下流に入ります。 最初のポイントでは、対岸にキャストしたミノーに1投目からヒット！ 釣れたのは9寸のヤマメでした。 本命のイワナではありませんが、嬉しい1匹です。
その後、Wさんと合流しましたが、Wさんのヒットはウグイのみとのこと。 二人で大淵を攻めてみますが、残念ながらノーヒット。 次のポイントへ移動します。 次は初めて竿を出すポイントです。 これまで川への降り口が判らなかったのですが、鮎の解禁にあわせて案内看板や下草が刈られて整備されており、河原までのアプローチは楽ちんです。(^^)
最初のポイントにルアーをキャストすると、流心付近でドスンとヒット！ 40cm以上ありそうなニジマスです。 下流に走ったり、左右に走ったりして結構な引きです。 流れの緩い場所まで寄せてきて、あと少しでネットインというところで、掛かりが浅かったのか、痛恨のバラシ。(;_;) なんとも勿体ないことをしました。 ここで、急に強い雨が降ってきました。 雷もゴロゴロ鳴っているので、これは退却したほうが良いかもと思ったのですが、しばらくすると止んだので、これ幸いと釣りを続行です。 次のポイントは反応なし。 その次に入ったポイントでは、隣で釣っていたWさんにヒット！ 水中でギラギラと光っており、かなりの大物です。 何度もドラグが引き出されましたが、やがて弱ってきて水面近くまで浮いてきました。 ルアーのテールとベリーのフックがっちり掛かっており、バレる心配はなさそうです。 私がネットを構え、寄せてきた魚を無事キャッチ。 メジャーを当てると45cmでしたが、体高が凄いので、50cmくらいありそうな感じです。 ゲストに大物が出たので一安心です。(^^)
次に入ったポイントではノーヒット。 さらに雨が激しくなったので、木の陰に入って雨宿り。 やがて少し雨が弱くなったので、ここで退却する事にしました。 途中、雨が小降りになったので、最初に魚をバラしたポイントをもう一度探ってみると、今度は35cmのニジマスがヒット。 バラした魚より10cmくらい小さいのですが、これで結構満足しました。
車に戻って、次はどうするか相談したのですが、Ｗさんも私も既に満足モードだったため、ここで切り上げて帰途につくことにしました。 今回の釣行では、数は出ませんでしたが、サイズの良い魚が出たので、この時期としてはまずまずの結果でした。 バラした魚は、また次回にリベンジ予定です。 Ｗさん、今回はお疲れさまでした。 また、ポイント開拓に付き合っていただいてありがとうございます。 数は出ませんでしたが、大物が出たので良しとしてください。 またご一緒しましょうね。 ※後から判ったのですが、下呂市では局地的な集中豪雨があり、土砂崩れや護岸の流出などの被害が出ていたようです。 また、飛騨川が濁流になった影響で、下流の美濃加茂市では浄水場で水道水の浄化ができず、断水になる被害が出ていました。 最近の極端な天候の変化には困ったものです |
