| 今回は宮川下流へ釣行しました。 前回の釣行から、ほぼ1ヶ月ぶりの釣行です。 飛騨地方では6月になってからまとまった雨が降っておらず、どこの河川も渇水が続いています。 宮川では打保ダムが放水を完全に止めているため、ダムより下流では広い区間が酷い渇水になっており、釣りにはかなり厳しい状況ですが、とりあえず様子を見に行ってみることにしました。 いつものように、自宅を3時前に出発。 困ったことに、東海北陸自動車道は4車線化の工事のため、夜間通行止めとなっています。 仕方ないので、久しぶりにR41号を北上して釣り場に向かいます。 当然ながら高速で行くより時間が掛かり、現地到着はいつもより40分くらい遅れて6時過ぎとなりました。（あー疲れた(^^;） まずはいつものポイント（大淵）からスタートです。 葦が背丈より伸びていて、川岸までのアプローチは一苦労です。 今日は平水より40cmくらい水位が低く、普段は水没している岩が顔を出しています。 水温を計ると19℃もあり、気温より6℃も高いので、水に手を漬けると生暖かく感じるほどです。 これはもう、渓流魚を狙う水温じゃないなと思いつつ、とりあえずスプーンをキャスト。 数投後にお約束のニジマスがヒット。 釣れたのは、8寸弱のニジマスでした。
その後、しばらくして8寸強のニジマスがヒット。 反応が無くなったので、少し上流のポイントへ移動しましたが、そこではノーヒット。 別なポイントへ場所移動です。 次は前回釣行で好調だったポイントへ入るつもりでしたが、既に二人組の釣り人が竿を出していたのでパス。 下流へ大きく場所移動です。 移動の途中で川の様子を見ると、渇水と垢腐れが酷く、まともに釣りができる雰囲気ではありません。 どんどん下流へ移動して、目的のポイントに到着しましたが、そこにも先行者の姿が。(^^; 仕方ないので、さらに下流のポイントへ向かいます。 目的のポイントに着いて川の様子をみると、かなり渇水していますが、支流からの流入などで多少水量も増え、どうにか釣りになりそうです。
岩の裏にルアーをキャストすると、8寸程度のニジマスがヒット。 少し下流へ移動すると、今度は尺に少し届かない29cmのニジマスがヒット。
その後、また8寸くらいのニジマスがヒット。 ニジマスでも釣れる事は嬉しいのですが、本命のイワナやヤマメはなかなかヒットしません。 やがて大淵となり、川通しが出来なくなったので、別なポイントへ移動しました。 次に入ったポイントでも、8寸くらいのニジマスがヒット。 同じポイントで、尺に少し届かないくらいのヤマメが追いかけてきたのですが、足元でUターン。 少しルアーを流すコースを変えると、さっきのヤマメがヒット、しかし直後にバラシ。 貴重なヤマメのヒットなのに、勿体ないことをしました。(^^; その後は反応が無くなったので、さらに下流へ移動します。 空の雰囲気が怪しくなり、今にも雨が降りそうです。 次は初めて竿を出すポイントです。 道路から川までの高低差が凄い（30mくらいありそう）ので、ビビりながら崖の細道を下り、どうにか河原に到着。 水温を計ると18℃で、朝のポイントより少し下がっていました。
最初は反応がありませんが、少しづつ場所を移動していくと、まあまあのサイズがヒット。 ニジマスとは違う引きのうえ、水中で金色に光るので、これは良型イワナかも、と思って期待したのですが、ヒットしたのは35cmのウグイでした。 イワナじゃなくてガッカリでしたが、これだけ大きいウグイも珍しいので、とりあえず写真撮影。
その後は反応が無くなったので、一旦車に戻り、次のポイントへ移動です。 昼食を済ませた後、どこに行こうか思案しましたが、宮川本流は諦め、支流の小鳥川に行ってみることにしました。 小鳥川もかなり水位は低いのですが、どうにか釣りにはなりそうです。 水温を計ると14℃で、本流とは4℃も違います。
最初のポイントでは、7〜8寸のニジマスが連続で3匹ヒット。 相変わらずニジマスが濃い川です。(^^ゞ 次に移動したポイントでは、とうとう雨が降ってきました。 2ヶ所くらいポイントを移動したところで、ようやくイワナがヒット。 7寸程度の小さいイワナですが、どうにか本命が釣れたので一安心。
ここで雨が本降りになってきたので、早めに切り上げて帰途に着きました。 今回の釣行では、イワナはたった1匹、あとはニジマスばかり（とウグイ）でした。 来週からアユ釣りも解禁となるので、ますます宮川本流の釣りは難しくなってきます。 なにより、早くまとまった雨が降って、渇水が解消されるのを願うばかりです。 |
