| 今回は高原川に釣行しました。 梅雨入りしたものの、この地方では殆ど雨が降らず、どこの川も渇水が続いています。 水曜日には久々に雨が降りましたが、他県では災害になるほど大量に降っているのに、飛騨地方では殆ど降らず、渇水の解消には程遠い状況です。 本当は鮎の解禁前にもう一度宮川に行きたかったのですが、相変わらずダムの放水が止まっていて酷い渇水なので、少し足を延ばして高原川に行ってみる事にしました。 高原川の中流域に釣行するのは、2008年の釣行が最後なので、実に9年ぶりのことです。 ポイントもすっかり忘れていますが、さてどうなるでしょう？ 自宅を3時少し前に出発し、現地に向かいます。 高原川は岐阜県内とはいえ、最も北に位置するため、以前はちょっとした遠征の気分でした。 しかし、宮川下流に頻繁に釣行するようになってから、少し距離感が麻痺してしまったようで、いつもの場所から少し足を延ばす程度の感覚です。(^^ゞ 目的地には5時半頃に到着。 コンビニで入漁証を購入し、竿を出すポイントを探します。 今回はこれまでに釣行したことのない区間なので、ポイントは全く分かりません。 川への降り口を探してウロウロしましたが、ようやく良さそうな場所を発見。 支度を済ませて実釣開始です。
高原川もかなり渇水しているようで、おそらく平水なら沈んでいる岩が顔を出しており、淵もすっかり浅くなっています。 水温を測ると14℃でした。 宮川と比べると結構水温は低めです。 水深のあるポイントを選びながらルアーをキャストしますが、魚の反応はさっぱり。 本命の姿はありませんが、鮎は沢山泳いでいるので、時折スレで稚鮎が掛かります。(^^; この渇水じゃ釣れないのか、と思い始めた頃、ルアーの後ろがギラっと光って魚がバイト、しかし残念ながらヒットには至らず。 結構良いサイズだったので、惜しいことをしました。 釣りそこなったものの、魚がルアーに反応する事が判ったので一安心です。 一度車に戻って場所移動です。 少し上流へ移動して次のポイントに入ります。 こちらは先ほどのポイントよりはやや水深があります。
期待しつつルアーをキャストしますが、残念ながらノーチェイス、ノーヒット。 上流へ移動しながら水深のあるポイントにルアーを通していきますが、反応はさっぱりです。 大きめの淵の流れ込みにルアーを流すと、1投目でヒット。 釣れたのは25cmのヤマメでした。 ようやく1匹目が釣れたので一安心です。(^^)
同じポイントにルアーをキャストすると、2匹目がヒット、しかしヒット直後にバラシ。 やや上流へルアーをキャストすると、少し良いサイズがヒット、しかし、これもヒット直後にバラシ。 ちょっと勿体ないことをしました。 その後は反応が無くなったので、車に戻って場所移動です。 ここまでは、なんとか拾い釣りできるかなと思っていたのですが、上流へ移動すると状況がさらに酷くなってきました。 ある地点を過ぎると渇水がさらに酷くなり、魚の反応が殆ど無くなってしまいました。 何ヵ所かで竿を出しましたが、ノーチェイス、ノーヒット。 たまにヒットするのは稚魚サイズばかり。 そのうえ、気温がどんどん上がってきて、暑くてたまりません。 上流がダメなら、という事で、今度は下流へ大きく移動。 下流は上流よりも水量はありますが、両側が切り立った崖のようになっており、川への降り口が殆どなく、上り下りも結構大変です。
ポイントへルアーをキャストしながら探っていきますが、こちらも魚の反応は皆無。 気温は30℃近くまで上がり、もう暑くてヘトヘトです。(^^; 次に入ったポイントは、前回（と言っても8年前）にも竿を出した場所です。 ここは比較的水量が多く、水深もあるので期待できそうです。 ルアーをキャストしましたが、最初は反応がありません。 ここもダメか、と思い始めたころ、流心付近でガツンとヒット！ 流れの強さも手伝って結構よく引くうえ、上流へ下流へと元気よく泳ぎまわります。 体側がギラギラ光っているので、最初はヤマメかと思ったのですが、キャッチしてみると、釣れたのは30cmのニジマスでした。
その後は反応が無くなったので、車に戻って場所移動。 木陰を探して休憩し、昼食を取りました。 午後はどうしようかと考えたのですが、渇水で釣れる気がしないうえ、暑くて仕方ないので、今日は早々と納竿し、退却する事にしました。 途中、庄川に寄ってみましたが、こちらも酷い渇水で釣れる気がしません。 結局、竿は出さず、そのまま帰途につきました。 今回の釣行も、また渇水に悩まされる結果になりました。 釣果は寂しいものでしたが、良さそうなポイントをいくつか発見できたのは収穫です。 雨が降って水量が回復したら、もう一度行ってみよう。 |
