| 今回は宮川へ釣行しました。 今年の6月は本当に雨が少なく、飛騨地方ではまとまった雨が全く降りません。 前回の釣行から2週間経ちましたが、相変わらず渇水が続いています。 しかし、 今週末は久しぶりに雨の予報で、飛騨地方でもまとまった量が降るようです。 待ちに待った恵みの雨ですが、タイミングの悪い事に、金曜夜から土曜朝にかけて降るため、当日朝まで状況が判りません。 丁度よい水加減になって欲しいところですが、さてどうなるでしょう？ さて、釣行当日。 朝2時に起床し、ネットで川の状況を確認すると、夜中に結構な雨が降ったらしく、なんと水位が1m以上も増加しています。（よくあるパターンですが(^^;） しかも、土曜朝にかけて、さらに雨が降るようです。 釣行は中止にしようかとも考えましたが、とりあえず出かけてみる事にしました。 早く着いても仕方ないので、途中で休憩したりして時間を潰し、目的のポイントには6時頃に到着。 川の様子を見ると、水位は1m以上増え、しかもかなり強い濁りが入っていました。
宮川下流では、今日が鮎の解禁日です。 鮎釣りの人が大勢居ますが、誰も竿を出しておらず、恨めしそうに川を眺めていました。 ポイントの様子を見ながら下流へ移動していくうち、なんとか竿を出せそうなポイントを発見。 ここで竿を出してみるか、と支度を始めると、関西電力のパトロール車が近寄ってきて、上流にあるダムの放水量を毎時150tまで増やすので、絶対川に入らないで下さい、との事。 さすがにこれ以上増水しては釣りにならないので、おとなしく退散。(^^ゞ 残念ですが本流の釣りは諦め、支流の小鳥川に移動する事にしました。 小鳥川も結構増水していますが、濁りはそれほど強くありません。 しかし、また強い雨が降ってきたので、雨が止むまでひと眠りする事にしました。 9時頃になると雨も止んだので、支度してようやく実釣開始です。 水温を計ると14℃でした。
小鳥川は昨年も何度か竿を出していますが、殆ど釣れませんでした。 今年も多分釣れないだろうな、と思っていると、意外にも1投目からヒット！ 釣れたのは、7寸くらいのニジマスでした。 少しずつ上流へ移動していくと、結構魚の反応があります。 サイズは6〜7寸と小さめですが、昨年のように、何も釣れないよりはずっとマシです。 少し場所を変えると、やや型が良くなってきました。 7寸程度のイワナやヤマメが数匹ヒットしたあと、ようやく8寸クラスのヤマメがヒット。
イワナも少しサイズアップ。
ここまででヒット数は10を超え、支流の釣りとしてはまずまずの内容です。 一旦車に戻り、昼食を取る事にしました。 昼食後、やや下流へ場所移動しました。 午前中に比べ、水位は10cmほど下がり、濁りも殆ど無くなっています。
あるポイントへルアーをキャストすると、3、4匹のヤマメがワラワラっとルアーをチェイス、その中の1匹がヒット。 釣れたのは、25cくらいのヤマメですが、どうも成魚放流されて間もないような感じです。
その後、同じポイントでヤマメが5匹連続ヒット。 いずれも成魚放流のヤマメです。 この時期に成魚放流は無いはずなので不思議に思いましたが、予定外で放流があったのかもしれません。 その後、これより下流のポイントでは、どこでもヤマメやニジマスがヒットするようになりました。 しかも、ほぼ1キャスト1ヒットの入喰い状態です。 まるで川全体が釣り堀になったような状況で、ヒット数はたちまち20匹を超え、何匹釣ったのか判らなくなってしまいました。 贅沢なもので、釣れなくても困るのに、釣れすぎても嫌になってきます。(^^; 午後3時を過ぎると雨も降ってきたので、早めに納竿して帰途に着きました。 今回の釣行では、本流は増水で竿を出せませんでしたが、支流では成魚放流ヤマメが爆釣状態となり、魚だけは沢山釣れました。 しかし、なんとも満足感の少ない、不完全燃焼の釣行となってしまいました。 鮎も解禁し、本流の釣りはますます厳しくなってきましたが、なんとか次回は本流で良型イワナを釣りたいものです。 |
