| 今回は宮川と川上川に釣行しました。 前回もぱっとしない釣果に終わっているので、今回こそ挽回したいところですが、宮川下流・上流ともに、既に鮎釣りが解禁しているので、本流の釣りは朝一が勝負です。 宮川は週の半ばに降った雨で少し増水しており、釣果が期待できそうですが、さてどうなるでしょう？ さて、釣行当日。 いつものように自宅を3時前に出発します。 今日の天気はくもりで、降水確率も低い予報だったのですが、運の悪い事に、途中から雨が降りだしてきました。 現地には5時頃に到着。 川の様子を見ると、平水より20cmほど増水しており、僅かに濁りも入って良い感じです。
今日は先日新調したロッド、スミスのトラウティンスピン・インターボロンXＸ IBXX-60MTのデビュー戦です。 これまで使っていたTRBX-60MTと竿の調子は殆ど同じですが、グリップが3cmほど長く、少しだけ太いので、握りやすくて良い感じです。(^^) （しかしまあ、インターボロンXの次がインターボロンXXとは、なんとも安直なネーミングだこと。(^^ゞ）
ポイントに入ってルアーをキャストしましたが、何故か反応は皆無。 前回は良型のヤマメが反応したのに、今日はニジマスの姿もありません。 しばらくすると、雨が強く降ってきて、やがて土砂降りに。 みるみる川が濁ってきたうえ、ゴミや草が流れてきてルアーに引っ掛かってしまい、釣りづらくて仕方ありません。(^^ゞ それでも辛抱しながら、少しづつ下流へ移動していくと、ルアーが流芯を横切った直後にドスン！とヒット、しかしすぐにバラシ。 魚種は不明ですが、結構良いサイズだったので、惜しい事をしました。 前回に続き、また良型を取り逃がすとは、なんとも情けない限りです。 その後はますます雨が強くなり、濁りがきつくなってきたので、諦めて車に戻りました。 （最近、このパターンが多いな(^^;） 宮川上流はどこも濁りが入っているので、下流まで移動してみました。 こちらはまだダムの放流もなく、濁りは入っていません。 しかし、渇水が酷いうえ、実績ポイントには既に鮎釣り師が入っていて、竿を出すところが無いほどです。 本流は早々に諦め、支流に入ってみる事にしました。 最初の支流は、今回初めて入る支流です。 幸い、入渓地点には車が止まっておらず、先行者は居ないようです。 水位は平水より若干高いようですが、すこし濁りが入っていて良い感じです。
入渓地点からしばらくは、あまり魚の反応がなく、特に大場所からは、反応が皆無です。 どうも、普段から結構な釣り人が入るようで、魚がかなり警戒しているような感じです。 しばらくして、ようやく1匹目がヒット。 8寸程度のイワナです。
遡行を続けると、ポツポツと魚の反応が出てきましたが、はやり警戒しているようで、なかなかヒットしません。 また、渓も結構荒れており、あちこちで倒木や土砂崩れの跡があります。 1時間ほど遡行すると、18〜20cm程度のイワナが数匹ヒットしましたが、どうも反応が悪いので、退渓して場所移動する事にしました。 次に入るつもりだった支流は、工事の影響なのか泥濁りだったのでパス。 昼食を済ませて、さてどうしたものかと思案したところ、久しぶりに川上川（かおれがわ）に行ってみる事にしました。 川上川は、高山市市街地の少し下流で宮川と合流する支流です。 川の規模からすれば、こちらが宮川の本流筋なのかもしれません。 川上川に釣行するのは、実に7年ぶりになります。 前回は2008年でしたが、その時も、数年前の台風の影響で川が荒れてしまい、あちこちで復旧作業を行っていました。 今回は、前回よりもさらに状況は悪く、至る所で復旧工事が行われており、1kmごとに工事を行っているような感じです。 渓相もすっかり変わってしまい、変化の無いフラットな流れが続いており、以前がどんなだったか思い出せないほどです。(^^;
水温は14℃で、多少増水して僅かに濁りが入っており、水加減は悪くありません。 しかし、ポイントらしいポイントが無いので、こんなんで釣れるのかな、という感じです。 しかし、 ルアーをキャストすると、すぐに20cmくらいのイワナがヒット。 その後も魚の反応が続き、小さいヤマメが連続でヒットします。 予想外に魚影が濃いのに驚きました。 しばらく遡行すると、やっと渓相が良くなってきました。
水深のあるポイントから、8寸強のイワナがヒット。 なかなか良い感じです。(^^)
その後も、5〜6寸程度の小さいヤマメやイワナのヒットが続きます。 8寸を超えるような良型は出ませんでしたが、そこそこ楽しめたので、満足して帰途に着きました。 今回の釣行では、またしても天気の急変に泣かされました。 おかげで、本流にはほとんど竿を出せませんでしたが、支流の川上川は結構魚影が濃く、小物中心ながら、楽しい時間を過ごす事が出来ました。 ニューロッドのデビュー戦としては、やや寂しい釣果ですが、まあ仕方ありません。 次回に期待です。 |
