今回は静岡在住のおおはしさんと駿河湾に釣行しました。 おおはしさんとは、このサイトを立ち上げた直後に知り合ったので、もう13年以上のおつきあいになるのですが、これまで一度お会いしただけで、一緒に釣行したことはありませんでした。 以前から何度もお誘いを受けていたのですが、なかなか都合がつかず、今回ようやく実現する事になったのです。 この時期、駿河湾ではメバルはあまり釣れなくなるらしいのですが、代わりにアオリイカやクロダイ、マゴチなどが釣れるようです。 特にアオリイカは2〜4kg級が狙えるらしく、これからがベストシーズンだとか。 しかし、 おおはしさんの事前情報では、今年の5月は状況が悪く、殆ど釣れていないとのこと。 (前日夜は3ヶ所探ってカサゴ1匹だそうで(^^;) 状況が良くなることに期待したいのですが、果たしてどうなるでしょう? さて、釣行当日。 自宅を午後1時半頃に出発し、待ち合わせ場所の釣具屋には4時過ぎに到着。 釣具屋の店内をうろうろしていると、しばらくして、おおはしさん登場。 一目でおおはしさんだと気付いたのですが、すこし前に体調を崩されたらしく、ずいぶんほっそりしていて、以前お会いした時のイメージとかなり違うのでびっくりです。 釣具屋で買い物をしながら、しばし釣り談義に花を咲かせました。 おおはしさんお勧めのルアーなどを買った後、まずはポイントの下見です。 漁港を2ヶ所ほど案内してもらったあと、サーフに向かいました。 最初はサーフからのアオリ狙いです。 浜の様子をみると、10人くらいの釣り人の姿があります。 おおはしさんが入る予定だったポイント付近にも人影はありますが、二人が竿を出すスペースは確保できそうです。 軽く夕食を済ませてから実釣開始です。 風が強いうえ、結構寒いので、上下ともレインウェアを着込んでポイントへ向かいました。
暗くなる前に、おおはしさんから狙い方などのレクチャーを受けます。 エギの投げ方にも裏ワザがあるのですが、驚いたのはリーダーの太さで、なんと8号を使うとのこと。 私は普段、フロロの2.5号(10lb)を使っているのですが、実にその3倍の太さです。 郷に入れば郷に従えと、持参したリーダーで一番太い35lb(10号相当)に交換し、4号エギを結んで実釣開始です。 1投目、キャスト時に違和感を感じたので、エギを回収してみると、なんと頭の部分がポッキリ折れているではないですか!(なんてこったい(^^;)
このエギは新品ですが、買ったのは5年以上前の事です。 4号エギは滅多に使わないので、保管している間にプラスチックが経年劣化したのでしょうか? エギを交換し、気をとりなおして2投目。 今度もキャストに違和感があったので、すぐにエギを回収しようとすると、今度はエギがありません!? なんと、リーダーがスッポ抜けていました。(^^ゞ 開始早々、2本もエギをロストしてしまうとは、なんとも情けない限りです。 リーダーを結びなおして、再び釣りを再開。 あたりはすっかり暗くなって、釣れそうな時間帯なのですが、相変わらず向かい風が強く、エギが全く飛びません。 予報ではやがて風向きが変わり、追い風になるらしいので、我慢してキャストを続けます。 しばらくすると、おおはしさんにアタリがあったらしいのですが、惜しくも乗せそこなったとのこと。 エギのカンナに吸盤が残っていました。 イカが居るのが分かったので、俄然やる気が出ますが、いかんせん風が強く、ポイントにエギが届きません。 3時間ほど粘りましたが、おおはしさんが小さいタコを釣っただけで、私はノーヒット。 風がなかなか弱くならないうえ、風向きも変わらないので、諦めて場所移動する事にしました。 次は漁港に移動し、カサゴ狙いです。 ここでもまた、裏ワザ的な狙い方を教えてもらいます。 レクチャーが終わった1投目、おおはしさんにヒット! いきなり裏ワザ炸裂なのでびっくりです。 釣れたのは20cmくらいのカサゴでした。
私も真似をして狙いますが、なかなかヒットしません。 何ヶ所か場所を変えて、ようやくヒット。 釣れたのは15cmくらいのカサゴでした。 これでボーズは無くなったので一安心です。(^^)
その後、すぐに同サイズを追加しました。 小さいので、写真を撮ってすぐリリースです。 3匹目は、少しだけサイズアップして18cm
ここで、おおはしさんが沖目にキャストすると、20cmくらいのメバルがヒット。 私も狙ってみましたが、残念ながら反応なし。 とりあえず魚の顔は見れたので、1時間ほどで切り上げて場所移動しました。 次は大きく移動したあと、別の漁港でクロダイやマゴチを狙います。 クロダイポイントに入る前、照明の下でアジを狙ってみましたが、魚の気配が無いので、すぐに切り上げました。 この漁港は夜光虫が発生しており、岸辺が青く光っています。 ルアーを落とすと一面に青い光が走り、結構綺麗なのですが、魚を釣るには最悪に近い状況です。 ポイントに着くと、またまた狙い方を教えてもらいます。 ジグヘッドにザリガニ風のワームを付け、ボトムを狙うのですが、私はザリガニワームで魚を釣ったことが無いので、こんなんで本当に釣れるんかいな?という感じです。 数投後、リトリーブ中にアタリがあったので、そのまま巻き合わせ。 最初は結構引いたので、これは本命か? と思ったのですが、すぐにフッと軽くなりました? これはバラシたかと思いきや、なにか細長い魚がヒットしています。 抜きあげてみると、それは50cmくらいのクロアナゴでした。(初めて釣った(^^ゞ)
さらにキャストを続けると、今度は20cmくらいのカサゴがヒット。 ザリガニワームでも釣れるんだと、感心(?)することしきりです。 少し後に、おおはしさんにも同サイズのカサゴがヒットしました。
その後、数回アタリはあったのですが、残念ながらノーヒット。 おおはしさんもカサゴを数匹追加したようですが、本命はヒットしませんでした。 このポイントにも見切りを付けて場所移動です。 次はサーフでの青物狙いです。 ポイントに着いて1時間ほど仮眠すると、もう辺りは明るくなってきました。 おおはしさんに起こしてもらい、状況を聞くと、今朝はかなりの人出だとか。 浜を見に行くと、かなり大勢の釣り人が20mおきくらいに竿を出しています。 それより、朝日に浮かぶ富士山の絶景に少し感動です。(^^)
これだけ人が居るなら、きっと何かは釣れるだろうと、期待しつつタックルを準備して浜辺に向かいます。 幸い、空きスペースがあったので、間に入ってメタルジグをフルキャスト!! ショアジギングは、キャストするだけでも気持ち良いものです。
しかし、 肝心の魚の反応が全くありません。 ナブラも無ければ、鳥も飛んでおらず、浜辺を見渡しても誰のロッドも曲がっていません。 そのうち、キャストを止めて座り込む人も出てきました。 粘っても釣れそうに無いので、7時前に終了する事にしました。 今回の釣行は、釣果は寂しいものでしたが、初めて行った場所で、初めて体験する釣りが出来たので、大変有意義な釣行でした。 なにより、ネット上での会話しかなかったおおはしさんと、実際に会って話が出来たり、一緒に釣りができた事が一番の収穫でした。 おおはしさん、体調が万全でないのに、一晩おつきあい頂いてありがとうございました。 おかげで、とても楽しい釣行でした。 アオリは少々残念だったので、またリベンジさせて下さいね。(^^) |
天候 | はれ |
気温 | 17日19時:18℃ 17日24時:15℃ 18日5時:14℃ |
水温 | 約19℃(NOAA海面水温分布画像による) |
釣れた魚と大きさ | カサゴ:15〜20cm クロアナゴ:50cm |
ヒット数 | カサゴ:4匹 クロアナゴ:1匹 |
使用タックル |
ロッド グラファイトリーダー: ヌーボ カラマレッティ GONCS−832MH フィネッツァプロトタイプ GOFPS-792UL-T ダイコー: デスペラード DS-962ML リール シマノ:11ツインパワー 2500S 08ツインパワー 2500 10バイオマスターSW 4000XG ライン アオリ用 PE0.8号+フロロ35lb カサゴ用 PE0.6号+フロロ8lb 青物用 PE2号+ナイロン20lb |
使用ルアー | エギ ダイワ:餌木イカ名人 MONSTER-ONE その他 ワーム デュエル:グラスミノーS OSP:ドライブクロー 3インチ メタルジグ 40g(メーカー不明) |
|