2月になり、岐阜では一部の河川が解禁となっています。
例年なら既に渓流釣りモードに入っているはずなのですが、今年は前回の釣行でようやく掴みかけたイカ釣りの感触が忘れられず、頭の中はイカ釣りの事でいっぱいです。
本格的な渓流シーズンが始まる前に、どうしてももう一度イカを釣りたくなった私は、単独釣行を決行することしました。
南島町の漁港には殆ど行った事が無いためポイントが全く判らない上、この厳寒期に日中のオカッパリ（金欠で筏に乗れない(^^;）で果たしてイカは釣れるのでしょうか？

最初に訪れた漁港は舟の往来が多く、しかも堤防ぎりぎりを通っていくので、餌木をキャストしてもすぐ巻き上げないと舟に引っ掛かってしまいまそうです。
あまりの釣りにくさに閉口し、違う漁港へ移動する事にしました。
次の場所を探してうろうろしているうち、日もすっかり登ってしまい、朝マズメのベストタイムを逃してしまいました。(; ;)
今回はボーズかと憂鬱になりましたが、もともとボーズ覚悟の釣行なので、気を取り直して次の場所を目指します。

この辺の漁港はいずれも入り江の奥にあり、波がとても静かなので、まるで池かダム湖で釣りをしているような気分です。
次に訪れた漁港は規模が小さいため舟の往来も少なく、水深も十分あるので期待できそうです。

「あ、ヤリイカだ！」

すかさず餌木をシャクり、フォールさせたとたんに乗ってきました。
胴長35cmと、まずまずのサイズです。
私にとって始めてのヤリイカです。(^^)

次のキャストにも、またまた黒い影がついて来るので、さきほど同じく足元で餌木を躍らせ、2杯目を乗せる事に成功しました。
やはり、魚がルアーにアタックする（この場合、イカが餌木に乗る）瞬間を見て釣るのはスリリングで面白いものです。(^o^)

世間ではアオリイカより人気の無いコウイカですが、釣ってみると結構面白いし、大きさの割に体重が重く、ずっしりとした引き（重いだけともいう(^^ゞ）は捨てたものでありません。
それに肉厚で身がたっぷりあり、食味もアオリイカに引けを取らないため、お土産としても家族に喜ばれるので、すっかり気に入ってしまいました。(^^)

渓流釣りが本格化するまでに、あともう一回行こうかな？