９月７日　小川、西野川（長野県木曽郡上松町、三岳村）
 

今回はmaskさん、「天宮」の OKUさんと木曽方面に釣行しました。 OKUさんと知り合ったのは今からちょうど３年前、このサイトを開設した直後に私からリンクを申し込んだことがきっかけでした。 OKUさんも私同様、自作ミノーを使った渓流釣りを愉しんでおられ、一度お会いして話をしたいと思っていたのですが、なかなか良い機会があ りませんでした。 そんな中、maskさんがOKUさんと木曽方面へ釣行するのでご一緒しませんか？とのお誘いがあり、今回の釣行が実現する事となったのです。 待ち合わせ場所にピカピカ の新車で登場したOKUさんは、どこか人なつっこさを感じる、明るくて楽しい方でした。（イ メージと違ったので少々びっくり(^^ゞ） 挨拶もそこそこに、最初の目的地である小川支流へ向かいます。   ここは、私が知人を木曽へ案内する際、おきまりコースになりつつある場所なのですが、釣果のムラが激しいのが難点です。 前回の釣行ではあまり芳しくなかったものの、今回は前日から雨が降ったため、 コンディションが良くなっている事に期待していました。 しかし、現地に着くと、雨で増水しているどころか、渇水がさらに酷くなっているではありませんか！ 竿を出してみると案の定、魚の反応がほとんど無く、無生物状態の区間が続きます。 遡行を続けても状況は好転しそうにないため、早々に切り上げて別な場所へ向かうこととしました。

小川支流（釣り人はmaskさん）	同じく小川支流（釣り人はokuさん）

 

今度は、OKUさんに開田高原を流れる西野川支流を案内して頂くことになりました。 しかし、どこの支流も渇水が酷く、魚の反応が全くありません。 中には水がほとんど無くなり、釣りが出来ないような場所さえあります。 納竿する時間も近づいたため、最後の望みをかけて入渓した支流は、本来の水量よりは少ないものの、他の支流よりかなり多めの水量があり、少しは期待できそ うです。 本当に最後の場所となったポイントで、OKUさんに待望のヒットがありました。 （OKUさんさすが！(^^)）

本日唯一のイワナ（ヤマトイワナ）

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今回は３人掛かりで丸一日釣ってイワナ一匹という、この時期としては記憶にないほどの酷い釣果となってしまいまし た。 しかし、OKUさん、maskさんと色々な話が出来たことや、これまで知らなかった開田高原の渓流を案内して頂いたので、とても楽しい一日となりました。 また、OKUさんの自作ミノーと私の自作ミノーのトレードが実現できた事も大きな収穫でした。 彼の自作ミノー「OKＵミノー」は、独特の形状をした個性的なミノーです。

OKUミノー 5cm

 

実物を見るのは今回が初めてだったのですが、まずその扁平さに驚きました。 私が頂いたものは5cmのモデルですが、一番厚いところでも5.5mmしかありません。 これは、私が以前作っていた極薄バージョン（4cmモデルで厚さ5mm）より薄く感じるほどです。 アクションは激しくヒラを打つような感じで、私のミノーとはかなり違うアクションとなっています。 仕上げも見事なもので、特にホイルフニッシュに関しては、私に真似の出来ない独特の技法が使われています。 このように、自分の作品とはコンセプトが異なる他人の作品を見るのは大変有意義なことです。 なんだか製作意欲がむくむくと湧いてきたので、今年のオフはミノー作りに励むぞ！(^^)