2015年3月6日 宮川 (岐阜県飛騨市宮川町)、庄川 (高山市

今回は宮川と庄川へ釣行しました。

1月からほぼ2ヶ月ぶりの釣行記ですが、これまで釣りに行っていなかった訳ではありません。
越前に2回、鳥羽に1回出かけていましたが、越前では2回ともボーズ、鳥羽でも極小メバルしか釣れず、殆どボーズのような結果に終わっています。
特に越前では、強風や高波で海が荒れ模様だったため、運も悪かったのですが、それでも以前なら何とか数匹くらいは釣れるレベルなのに、今年は何故か全く釣れないのです。

今週末、越前では波も穏やかで風も弱い予報なのですが、またボーズになりそうな予感がするので、メバル釣りはどうも気が乗りません。
どうしようかとあれこれ考えた結果、気分転換も兼ねて渓流に行ってみる事にしました。

ここ数年、渓流のスタートは4月以降としているので、3月に渓流に行くのは久々の事です。
今年は雪が多いと聞いていますが、さてどうなるでしょう?



6日は朝4時に自宅を出発しました。
仕事を休んで(サボって(^^ゞ)のんびりと平日釣行です。
今回は渓流の様子見を兼ね、宮川下流、宮川上流、庄川上流に行ってみる予定です。

まずは宮川下流を目指します。
東海北陸道を北上し、途中ひるがのSAでちょっと休憩。
駐車場脇には雪が3mくらい積み上げられており、建物が見えないほどです。(^^;
ひるがのSA

旧高山市に入ると雪は少し減りましたが、飛騨市に入るとまた増えてきて、道路脇には2m以上ありそうな雪の壁が出来ています。

現地には7時すこし前に到着。
やや雲が多いせいか、冷え込みはそれほどでもなく、気温は-2℃でした。
川の様子を見ると、まだ雪代は出ていないのか、水量は平水より少し高いくらいです。
釣りを始めようとすると、関西電力のパトロールカーがやってきて、7時からダムの放水が始まるとのこと。

これはマズイと、急いでポイントに入り竿を出しましたが、放水を告げるサイレンも鳴りだしたので、気になって釣りになりません。
ここは増水すると車に戻れなくなるので、早々に諦めて撤収。

次のポイントはやや強い濁りが入っています。
水温を計ると5℃しかなく、ルアーではなかなか厳しそうです。
少し竿を出しましたが、反応が無いのですぐに移動。

次のポイントは道路から離れているうえ、急斜面を下って行く必要があります。
普段ならどうという事は無いのですが、今日は2m近い雪が積もっているので、ポイントにたどり着くのは大変です。
先行者が付けた足跡をたどりながら、河原まで降りて行きました。
行きは下りだからまだ良いですが、帰りは結構大変そうです。(^^;
帰りが大変

ようやく河原までたどり着いて川の様子をみると、濁りも少なく水量もちょうど良い感じです。
宮川下流
ルアーをキャストしながら少しづつ移動しますが、魚の反応はさっぱり。
やはりまだ時期が早いのでしょうか?
さっき下ってきた斜面を、えっちらおっちら上って車に戻ります。

次のポイントも、魚の反応はさっぱり。
雪の積もった斜面の上り下りで汗だくです。


10時頃になると、雲が晴れて天気が良くなってきました。
太陽の光が雪に反射して眩しいくらいです。
いい天気

ルアーをキャストしつつ、小移動を繰り返します。
すると、あるポイントで40cmくらいありそうな魚がルアーを追いかけてきましたが、あと少しのところでUターン。
久々に感じるドキドキ感です。(^^)
同じコースを数回流してみましたが、残念ながらチェイスは1回きり。

少し離れたポイントで、今度は30cmくらいのイワナがルアーをチェイス。
なんとか食わせようとポーズを入れたりトゥイッチしたりしますが、またしてもUターン。

魚が居る事は判ったので、すこしポイントを休ませてからもう一度攻めてみます。
まだ活性が低く、ミノーを追い切れないのかと思い、ルアーをスプーンに替えてみます。
底まで沈め、川底を転がすようにリトリーブしてくると、2投目でヒット!

釣れたのは32cmのイワナでした。
まともなサイズの魚を釣ったのは久々の事です。(結構嬉しい(^^))
イワナ32cm

今度は前に逃がした40cmクラスが釣れないかとキャストを続けますが、残念ながらその後は反応がありません。
車に戻って場所移動です。

その後、別なポイントに竿を出しましたが、こちらはノーヒット。
さっきの1匹ですっかり満足したので、早めに昼食を取り、一度装備を解いてから、宮川上流へ移動しました。



宮川上流では、昨年8月の豪雨でかなり被害が出たようで、いまだにあちこちで復旧工事が行われています。
そのため、重機が川の中で土砂を掻き出しており、強い濁りが入っていました。

何ヶ所かポイントを見回りましたが、濁りが強くてどうにも釣れる気がしません。
昨年の釣行で、良い思いをしたポイントでも工事が行われており、ちょっとショックです。

結局、ここでは年券を買っただけで、一度も竿を出さずに庄川に移動する事にしました。



中部縦貫道で清見を通り、荘川に向かいます。
荘川に着いてビックリ、雪の量がハンパではありません。
道路脇には
家の二階くらいまである雪の壁が出来ていて、道路から川の様子が見えないほどです。
以前は3月から庄川へ通っていた事もありますが、これだけ雪が多いのは初めて見る光景です。

雪の壁
庄川上流(牧戸橋より)

道路の除雪も広い道だけで、脇道は全く除雪されていないため、ポイントに近づくことはもちろん、車を駐車する場所もありません。(^^;
どうにか川まで入れそうな場所を見つけて竿を出してみましたが、魚の反応は皆無。
早々に諦めて帰宅する事にしました。



今回の釣行では、イワナが1匹だけの結果に終わりました。
貧果ではありますが、、久しぶりにまともなサイズを魚が釣れたうえ、渓流を歩くだけでも気分は良くなるので、そこそこ満足した釣行でした。(^^)

次回はメバル釣りのリベンジ予定です。

概況
天候 くもり
気温 7時:-2℃
12時:5℃
水温 宮川本流 7時:5℃
釣れた魚と大きさ イワナ:32cm
ヒット数 イワナ:1匹
使用タックル
ロッド
スミス:トラウティンスピン
    エボリューション TRE-64PEX
リール
シマノ:09ツインパワーMg2500S

ライン:PE0.6号+フロロ8lb
使用ルアー 自作ミノー:6cmF.S
スカジットデザイン:
         JBS鉄腕スプーン10g
 
 
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