今回の狙いはサツキマスです。
もっちんさんによれば、昨年はさっぱりだったものの、今年は既に3本も釣っており、比較的好調ではないかとのこと。
果たして、私にもサツキマスは釣れるのでしょうか？

まず、宮川下流部のもっちんさんおすすめのポイントへ向かいます。
今日は日曜日なので先行者も多く、最初のポイントには既に車が一台停まっており、入川準備の最中でした。
常連らしきその方と情報交換の後、少し下流のポイントに入りました。

宮川下流部は、だだっ広い川原の中を、やや水量の少ない流れが蛇行しています。
ここは河口から10km程度の場所ですが、水の透明度も高いうえ、川原にはゴミも少なく、とても綺麗な川です。
宮川は昨年再び清流日本一になっているのですが、この状況を見ればそれも納得がいきます。

幾度か場所移動をした後、あるポイントで流れこみにルアーをキャストすると、突然「ガボンッ」と水しぶきが上がり、直後に強い引きとギラッと光る魚体が！
（もしや、サツキマスでは？(^o^)）

何度も強い突っ込みがあり、ドラグがジリジリ鳴ります。
慎重に緩流部へ寄せると、ようやく魚の姿が確認できました。
ピンと張ったヒレ、銀色の魚体、そしてやや下向きについた口．．．ん？　

それは、40cmを軽く超えるウグイでした。(^^ゞ
もっちんさんから、宮川下流のウグイは良く引くと聞かされていたのですが、まさかこれほどとは思いませんでした。
少なくとも、私が良く釣るダム湖のウグイとは別物と言って良いでしょう。
私はこれまで、ウグイが釣れるとがっかりしたものですが、今回はがっかりするどころか、少し嬉しくなったほどです。(^^)

昨日の天気予報では雨の予報だったのに、今日はうだるような夏日です。
水温を計ると、なんと20℃もあるではないですか！
サツキが釣れないのは仕方ないにしても、ニゴイの姿まで少ないのはちょっと変です。
私はサツキマス釣りは経験が無いので良く判りませんが、この高水温と渇水で、全般的に魚の活性が下がっているのかもしれません。

10ヶ所近く場所移動をした後、宮川には見切りを付け、隣の櫛田川にも竿を出してみましたが、ウグイが１匹釣れただけで、結局サツキマスはノーヒットに終わりました。

もっちんさん、今日は暑い中、一日ガイドしていただき、本当にありがとうございました。
残念な結果に終わりましたが、相手が相手だけに仕方ないところでしょう。
また来年もよろしくお願いします。(^^)