| 今回は庄川へ釣行しました。
今回の釣行では、ダム湖より遡上してくる魚を狙うため、御母衣ダム、鳩谷ダム（注）、 椿原ダムなどのバックウォーターを巡る予定です。 釣行の前日、またもや岐阜ではまとまった雨が降りました。
御母衣ダム上流の庄川は濁りもなく、若干増水している程度で、コンディションは非常
に良さそうな感じです。(^^)
庄川の流れは、御母衣ダムよって完全に遮断されます。
|
 |
 |
| 鳩谷ダムバックウォーター | 椿原ダム上流（濁流(^^;） |
| どうやら、昨日の雨で雪代が出てしまったようです。
今年は雪が多いとはいえ、ここ数週間は初夏のような日が続いていたため、もう雪代は終わっ ているだろうと思っていたのですが、予想が甘かったようでした。 鳩谷ダムバックウォーターでは雪代でかなり増水しており、濁りがきつくて釣りづらく、水温も6℃しかありません。 さらに下流の椿原ダムバックウォターに至っては、鳩谷ダムからの放水で濁流と化しており、とても釣りが出来る状態ではありません。 仕方なくダムでの釣りはあきらめ、泣く泣く御母衣ダム上流へと引き返したのでした。
|
 |
| 残雪はまだまだ残ってます。 |
| さて、今度は庄川上流です。
御母衣ダム下流とはうって変わり、水量は微増程度で透明度抜群、水温は9℃とまあまあ、天気も良くて新緑も綺麗とコンディションは
上々なのですが、何故か全く釣れません。
以前はとても良い釣りが出来た場所なのですが、ここ数年で急激に釣れなくなり、その頃の面影は全くありません。
ここは私がとても気に入っていた場所であり、ホームグラウンドとも言えるほど良く通った渓ですが、そんな場所が釣れなくなってしま うのは、なんとも寂しいものです。 |
 |
 |
| 魚帰りの滝 | 流れは綺麗なのですが．．．。 |
| この時点でまだノーフィッシュ、時計は既に12時を差しています。
今日はボーズかと憂鬱になりながら、別な支流へ向かうことにしました。 この支流は、数年前の集中豪雨で土石流が発生し、壊滅的な打撃を受けた渓です。
|
 |
 |
| 庄川支流 | 滑床にかかる小滝 |
| この渓は大きな一枚岩の上を流れる滑床の区間が続き、小滝の多い美しい渓です。
ただ、流れが単調でポイントが少なく、あまり大物は望めません。 もう時間も遅いので、あまり期待せずにルアーをキャストしたところ、意外にも1投目から魚の反応があります。
|
 |
| 良く太ったイワナ25cm |
| その後、ここぞというポイントからは必ず魚の反応があり、8寸前後のイワナのヒットが続きます。
おまけに、イワナをヒットさせたポイントから、型は小さくなるものの、次はヤマメが釣れるというおまけ付きです。 これほど魚影が濃い場所で釣りをするのは久しぶりなので、前半戦の憂鬱もどこへやら、上機嫌で遡行を続けました。(^^) |
 |
 |
| これも同サイズ | これまた同サイズ |
| 相変わらずバラシが多いのですが、終わってみれば7〜8寸のイワナを10匹以上、ヤマメを数匹と、結構釣果に恵まれました。
庄川上流で良く釣れたと感じる釣行は久しぶりなうえ、私の好きな谷の釣りを満喫できたので、大変満足のいく一日でした。(^^) 次回はダムでの釣りも楽しみたいものです。 注： 昨年までの釣行記では、このダムを「大牧ダム」と紹介していました。 以前は「大牧ダム」と「鳩谷ダム」の両方の呼び名があったようですが、最近発行された地図ではいずれも「鳩谷ダム」とされていることと、管轄する関西電力で「鳩谷ダム」と呼ばれていること により、今後は「鳩谷ダム」として紹介することにしました。 |