私は筏からの釣りは始めての体験となります。
筏には渡船で渡るのですが、岸からの距離は500m程度でしょうか、10分もかからずに目的の筏に到着しました。

筏に渡ってまもなく夜明けとなりました。
朝焼けが綺麗なので、今日は天気も良さそうです。

日も高く上がってきたので、とりあえずイカ釣りは小休止し、和幸さんはカワハギ釣り、私 はチョイ投げキス、サビキで小アジ等を釣ることにしました。

しかし、ここから予想外の事態となります。
カワハギの当たりがほとんど無いばかりか、投げ釣りやサビキにも全く魚の反応がありません。
とくにサビキ釣りでは、アジは釣れなくともベラなどの雑魚くらい釣れても良さそうなのですが、 本当に何の反応も無いのです。
サビキ釣りは何度かやった事があるのですが、こんな事は始めてです。

周辺の筏には、我々の他に8人ほどの釣り客（ほとんどチヌ狙い）が居たのですが、その方 達にも全く魚が釣れていません。
一体、ここの海はどうなっているんでしょう．．．。(T_T)

うとうとしていると、和幸さんの「カワハギが釣れたよ！」の声で目が覚めました。
早速私もカワハギ釣りを始めますが、その後はまたさっぱりです。

正午を少し過ぎた頃、少し雲が出てきて薄暗くなりました。
「地合いがきたかも？」と和幸さんが餌木を投げると、本当にアオリイカがヒットするではありま せんか！（さすが和幸さんw(ﾟoﾟ)w）
まずまずのサイズのアオリイカだったので、私も2匹目のドジョウを狙おうと、即座に餌木を同じ 方向に投げたところ、数投目でようやくイカが乗りました。

引き寄せて見ると、アオリイカではなくコウイカです。
良く見ると餌木を抱いているだけでフッキングしていないため、和幸さんがすかさず玉網ですくっ てくれました。

その後も餌木を投げ続けましたが、和幸さんにリリースサイズのコウイカがヒットしただけで、さっぱりなにも釣れないまま、迎えの舟が来 る時間となってしまいました。

今回は一応収穫はあったものの、筏から釣りをしたとは思えない貧果に終わってしまいました。
（最近、こんな釣りばかり(^^;）
和幸さんによると、昨年も同じ程度の釣果だったとか。
「来年はもうこの筏は乗らない」と嘆いたのは言うまでもありません。

和幸さん、今日は一日お疲れさまでした。
ボーズ一歩手前の釣果でしたが、初コウイカは結構嬉しかったりしてます。(^^)
また次回も誘って下さいね。