１０月１４日　片知渓谷　美濃フィッシン グエリア（美濃市、板取川支流）

 

今回は片知渓谷　美濃フィッシングエリアに釣行しました。 知人からの情報によると、今年から美濃フィッシングエリアではニジマスの放流が無くなり、アマゴ主体の釣り堀と なっているとのこと。 また、以前は良く釣れることでも有名（？）だったのですが、アマゴだけになったことで、相 当にシビアになったとか。 なにはともあれ、自分の目で状況を確認してみることにしました。 今日は３連休の最終日ということもあり、早朝より沢山の釣り人が入っています。 昨日、一昨日と、さんざん叩かれた後でしょうから、魚がスレていることは間違いないのです が、それでも昨年までなら、そこそこの釣果は期待できたものでした。

人、人、人（この中に７人以上(^^ゞ）

 

まずはミノーを使用し、やる気のある魚を探そうとしますが、噂に聞いたとおり状況 は非常にシビアで、魚がまったくミノーに反応しません。 ミノーに興味を示さないどころか、トウィッチをかけると驚いて逃げ回る始末です。 なんとかミノーで釣れないかと、場所替えを繰り返しますが、どこも状況は全く同じで、私の ミノーでは全く歯が立ちません。（うーむ、こりゃお 手上げ。(^^;） 仕方ないので、ルアーを1g程度のマイクロスプーンに替え、”管理釣り場的な 釣り方”に変更です。 ミノーには無関心なアマゴ達も、スプーンにはぽつぽつとバイトしてきます。 しかし、糸ふけが出来やすい釣り方のため、なかなかヒットさせることができません。 何匹かをバラした後、ようやくアマゴを釣ることができました。 実釣開始から既に２時間も経っています。(^^ゞ その後、２匹を追加しましたが、１０時頃になると本当に釣り人だらけになってしま い、竿を出す場所が無くなってしまったので、早々に退散することにしました。

アマゴ28cm

 

帰り際、管理人さんにニジマスを放流しなくなった理由を聞いてみたところ、地元の 方からニジマスやイワナを放流することに苦情があり、今年は自粛しているのだとのこと。 とくに行政から指導があった訳ではないので、いずれニジマスやイワナの放流を再開させたい と管理人さんはおっしゃっていました。 美濃フィッシングエリアのある片知渓谷は、渓相は渓流そのものですが、実はそれほど 上流部に有るわけではなく、すぐ下流ではシラメ釣りや鮎釣りが盛んな場所であるため、ニ ジマスはもちろんイワナも元々は居ない（居てもごく僅か）な場所です。 ですから、元々居ない魚を放流するより、アマゴだけの釣り堀にした方が良いことは間違いな いでしょう。（アマゴだったらいっぱい放流しても良 いというものでも無いですが） しかし、私としては少し残念なところもあります。 私がここを気に入っていた理由の一つが、5cmとか6cmのミノーを使って普通の釣り方を しても良く釣れる事でした。 マイクロスプーンを使ったチマチマした釣りがイヤになり、釣り堀には行く気がしなくなって いた私ですが、ここだけは例外だったのです。 でも、今日の状況だと、他の釣り堀とあんまり変わらないので、もうお気に入りとは呼べなく なってしまいました。 また、いくら釣り堀だからとはいえ、禁漁期間中にアマゴを釣るというのは、どこかすっきり しない部分もあります。 （じゃあ、ニジマスだったら良いの？と言われても 困るけど。(^^ゞ）   やはり、禁漁期間中も渓流釣りを愉しみたいというのは虫が良すぎる話なのでしょう。 少々複雑な気持ちで帰途に就いたのでした。

 

概況

天候	快晴
気温	7時：10℃
水温	未計測
釣れた魚	アマゴ
大きさ	25〜28cm
ヒット数	3匹
使用ルアー	ヤリエ　ピリカ　モア：1.2g

 

戻る